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スワッピング入門+(続)+(3)妻が見知らぬ男に犯される時
第28章 不条理なプロローグ(第一部)
※※※※※※※※※※※
「でも、やっぱり、だめっ・・・・・」
堂々巡りする妄想をかき消そうと、わざと大きな声を出した。
「駄目だからね、絶対っ・・・・。」
今度こそ、夫にキッパリと言わなければ。
鏡の自分は、昔の優等生だった映見に戻っている。
今の擬似スワッピングでも十分、興奮するではないか。
そろそろ子供も作りたいし、正常な夫婦生活をしなければ。
トラックでも通り過ぎたのだろうか、大きなクラクションの音に、映見は我に帰った。
どのくらい時がたっただろうか。
腕時計を見ると、2時を過ぎていた。
トイレに入ってから、すくなくても30分以上は経過している筈だった。
「もう、大丈夫よね・・・?」
脳裏を掠める不安を打ち消すようにつぶやく。
「バカみたい・・・・。」
思わず漏らした自分の声に、フッと、笑みを漏らした。
「サスペンスドラマじゃあるまいし・・・・。」
わざと大き目の声を出していた。
「ふふっ・・・・。」
気持ちを切り替えたくて、白い歯をこぼした映見は、自分の笑顔を何通りか映している。
「よしっ・・・・。」
元気付ける声と共に、バックを肩にかけなおした。
それでも扉を開ける時は慎重に隙間を作りながら、外を見渡した。
「でも、やっぱり、だめっ・・・・・」
堂々巡りする妄想をかき消そうと、わざと大きな声を出した。
「駄目だからね、絶対っ・・・・。」
今度こそ、夫にキッパリと言わなければ。
鏡の自分は、昔の優等生だった映見に戻っている。
今の擬似スワッピングでも十分、興奮するではないか。
そろそろ子供も作りたいし、正常な夫婦生活をしなければ。
トラックでも通り過ぎたのだろうか、大きなクラクションの音に、映見は我に帰った。
どのくらい時がたっただろうか。
腕時計を見ると、2時を過ぎていた。
トイレに入ってから、すくなくても30分以上は経過している筈だった。
「もう、大丈夫よね・・・?」
脳裏を掠める不安を打ち消すようにつぶやく。
「バカみたい・・・・。」
思わず漏らした自分の声に、フッと、笑みを漏らした。
「サスペンスドラマじゃあるまいし・・・・。」
わざと大き目の声を出していた。
「ふふっ・・・・。」
気持ちを切り替えたくて、白い歯をこぼした映見は、自分の笑顔を何通りか映している。
「よしっ・・・・。」
元気付ける声と共に、バックを肩にかけなおした。
それでも扉を開ける時は慎重に隙間を作りながら、外を見渡した。