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スワッピング入門+(続)+(3)妻が見知らぬ男に犯される時
第33章 再会(第二部)
それでも僕は、再び藤本夫妻と会うことに、「スワッピング」に、興奮していた。

すぐに連絡を取り、週末の今日、藤本さんのお宅に訪問したというわけだ。

開業医ということで、クリニックのそばに建つ家はまさに豪邸だった。

広いリビングは吹き抜けていて、二階の寝室のドアがいくつか見える。

庭も広く、緑の芝生が太陽に照らされ、大きな木々の影がユラユラと揺れている。

テラスにはテーブルが配置され、お茶の用意がされていた。

「さっ・・・どうぞ、楽にしてください・・・。」

進められるままに気持ちの良い空間で、熱いコーヒーをいただいた。

「おいしい・・・・。」

映見が思わず声を出すほど、新鮮で酸味のきいたコーヒーに、僕も満足そうに喉を潤した。

良い豆を使っているのだろう。

「うれしいわ・・・喜んでくれて。」

かおりさんが白い歯をこぼす。

「旦那様が朝から張り切って、焙煎してたんですものね・・・?」

いたずらな目で視線を投げると、藤本さんが少し顔を赤くした。

「そ、そりゃあ・・・・若槻さん達が折角、来てくれるんだから・・・・。」

「フフッ・・・・。」

かおりさんの目が僕を意味ありげに見た後、映見に向かった。

「映見さんが・・・でしょ?」

「そ、そんな・・・・。」

妻の顔がみるみる赤くなり、隠すようにうつむいた。

「だってぇ・・・・。」

追い打ちをかけるように、声を弾ませる。
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