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スワッピング入門+(続)+(3)妻が見知らぬ男に犯される時
第34章 懺悔
「さて・・・。」

かおりさんが真面目な表情で声をかけてくれた。

「・・・・。」

俯く私は何も言うことができなかった。

かおりさんは私の隣りに座り、そっと肩を抱いてくれた。

「悩みがあるようね・・・・。」

私の頭に頬を預けるように、もたれかけてくる。

「よかったら、聞かせてくれる・・・?」

藤本さんは何も言わずに、ワイングラスを傾けている。

「わ、わたし・・・・。」

消え入るような声とともに、私の両目から涙があふれ出していった。

「うぅ・・・・ううぅっー・・・・。」

そっと、抱き寄せるかおりさんの胸にぶつけるように顔をうずめた。
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