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スワッピング入門+(続)+(3)妻が見知らぬ男に犯される時
第9章 予期せぬ出来事
「どうして・・・・どうして・・・・?」

私、半ば気を失いながら何度も呟いていた。

「申し訳ありません・・・・。」

低い声が耳元で聞こえた。

「あっ・・・・。」

顔を向けると直ぐ横に男の顔を見つけた。

別にハンサムでもない。

40台半ばであろうか、「まさに中年」といった風情。

ハッキリ言って「おじさん」と呼ぶにふさわしい顔。

「お気を悪くさせたでしょう、許して下さい・・・・。」

馬鹿丁寧な口調は妙に紳士的だったけど、よく見るとその人、裸だったんです。

ぽっこりと膨らんだ下腹の下には黒々としたペニスが反り返っている。

(キャー・・・・・。)

叫びそうになった声を飲み込んだ。

そのおぞましい物に視線が釘付けになってしまった。

(だ、だって・・・・。)

本当に頭が混乱して何が何だかもう、分からないんですもの。

愛する夫は見知らぬ女に犯され悲鳴を上げているし、私が今まで甘えて肩を抱かれていた男が他人で・・・・。

しかも・・・全裸だなんて。

(し、信じられない・・・・これ・・・夢なんだわ、きっと・・。)

ショックの連続が取り乱す余裕すら奪っていく。

私、相手の顔を見つめたまま固まってしまったんです。

身体に力が入らない。

すると、その人、私の事を見つめ返してきたの。

笑みを浮かべている。

(な、なに・・・・この人?)

妙に落ち着いている。

(こ、こんな状況なのに・・・。)

男の図々しさに呆れてしまった。

(でも・・・・。)

余り腹が立たないのは何故だろう。

無邪気な表情はまるで子供のようで、気持ちがはぐらかされてしまう。

「悪気は無かったのです、ただ奥さんが余りにも苦しそうだったのと・・・・。」

男は私が騒ぎ立てない事に安心したのか、静かな口調で話し出した。

「かおり・・・私のワイフが興奮してしまって・・・・。」

チラリと見る視線の先を見ると女がこちらを見ていた。

「ねぇ、見てぇ・・・あなた・・・・私、凄くイヤらしいのぉ・・・。」

鼻にかかった声を出している。

全裸のままバストをさらしている。

私のよりも遙かに大きい。

「この人の旦那様、凄くハンサムだし・・・ペニスも大きいのぉ・・・。」

とんでも無い卑猥な事を平気で喋っている。

まるで三文芝居じゃない。

何だかバカバカしく思えてくる。
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