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スワッピング入門+(続)+(3)妻が見知らぬ男に犯される時
第67章 二人のプロローグ(スワッピング入門3(スリー)第一部)
『んふぅ・・・んんん・・・あふぅ・・・・。』

曇った吐息がリビングに響いている。

裕君と私。
どちらのものかは分からない。

「おふぅ・・・好きだ・・・。」
「好き・・・好きぃ・・・・。」

時折、言葉になる想いが違いをみせる。

『んむむぅ・・・・んぐぅっ・・・・あはぁっ・・・。』

だが、すぐに重なりケダモノのような荒い息遣いに変わる。

(ああ・・・わた・・・し・・・・。)


これほど夫を、裕君を欲しいと思ったことは無かった

(おいしい・・・ツバ・・・裕君のツバ・・・おいしい・・・。)

絡めとった唾液をゴクリと喉を鳴らし、飲み込んでいく。

「裕君・・・・ゆう・・・くん・・・。」
美味しさの余韻にしびれながら、愛する名前を呼ぶ。

「映見・・・え・・みぃ・・・。」

名前を呼び返してくれたお礼に、私からも唾液をプレゼントする。

「んみゅ・・・・んんっ・・・。」

裕君の喉が上下する。

薄っすら開けた視界に、ウットリと目を閉じている裕君が見えた。

女の子のようにまつ毛が長い。

(かわいい・・・・。)

私は嬉しくなり、益々あふれる唾液を流し込んであげた。

その度に喉を鳴らす夫が、愛おしくてたまらない。

私は今、はっきりと自覚している。

夫、裕君が欲しくてたまらないと。
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