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スワッピング入門+(続)+(3)妻が見知らぬ男に犯される時
第11章 裏切り
(この人・・・・。)
ふと思った。
「当然、あなたにとって許されざる事です、でも・・・・。」
(裸なのに・・・。)
「嫉妬と共に妙に、熱い気持ちが沸き上がってきませんか?」
不思議といやらしい感じがしない。
「私達夫婦はこれで倦怠期を切り抜けたのです。」
(そう・・・まるで・・・・。)
「極たまに、こうして刺激を求める私達は、何時も新鮮な気持ちで互いを愛し合っていけるのです。」
大学の授業を聞いているみたい。
私を説得しているつもりなのかしら。
「勿論、奥様には強要しませんので御安心下さい。」
(そ、そんな事・・・・。)
私は噴出しそうになった。
裸の男に言われても、信じられる筈はない。
(でも・・・・・。)
「只、こうして側にいさせて頂けませんでしょうか。」
異常すぎるシチュエーションとバカ丁寧な口調に頭が混乱していく。
何だか逆らえない気分になってしまう。
「とても図々しいお願いとは思うのですが・・・・。」
(わ、わたし・・・・。)
どうしてしまったの?
自分の態度に戸惑ってしまう。
真剣ですまなそうな表情がとても紳士的に思えて。
信じられない事に私、否定もしないで男の顔を見ていたんです。
「有り難う・・・。」
男は嬉しそうに顔を綻ばせた。
身構えていた緊張感が完全にはぐらかされて力が入らない。
肩を引き寄せられた。
「キャッ・・・・。」
小さく声を出したが、私は抵抗もせず身体を預けた。
「有り難う・・・。」
男はもう一度呟くと、私を包むように更に深く抱き寄せる。
そのままジッと動こうとはしない。
「んふっ・・・・あはぁ・・・・んん・・・・・。」
女の荒い息遣いが聞こえる。
「ああっー・・・おあっ・・・い、いい・・・・。」
私の夫を犯している。
男の腕の中で残酷なショーを見ている。
(暖かい・・・・。)
ふと、そう思った。
愛する夫に裏切られ、悲しさと絶望が私の心を凍えさせていた。
男の優しさが癒してくれる。
そんな気が、したんです。
(わたし・・・・。)
無意識にパートナーを求めていたのでしょうか。
奪われた夫の変わりに。
それとも男の巧みな話し方に操られていたのかしら?
自分から、左手を男の腰に廻したんです。
直ぐに男の手が重なった。
ふと思った。
「当然、あなたにとって許されざる事です、でも・・・・。」
(裸なのに・・・。)
「嫉妬と共に妙に、熱い気持ちが沸き上がってきませんか?」
不思議といやらしい感じがしない。
「私達夫婦はこれで倦怠期を切り抜けたのです。」
(そう・・・まるで・・・・。)
「極たまに、こうして刺激を求める私達は、何時も新鮮な気持ちで互いを愛し合っていけるのです。」
大学の授業を聞いているみたい。
私を説得しているつもりなのかしら。
「勿論、奥様には強要しませんので御安心下さい。」
(そ、そんな事・・・・。)
私は噴出しそうになった。
裸の男に言われても、信じられる筈はない。
(でも・・・・・。)
「只、こうして側にいさせて頂けませんでしょうか。」
異常すぎるシチュエーションとバカ丁寧な口調に頭が混乱していく。
何だか逆らえない気分になってしまう。
「とても図々しいお願いとは思うのですが・・・・。」
(わ、わたし・・・・。)
どうしてしまったの?
自分の態度に戸惑ってしまう。
真剣ですまなそうな表情がとても紳士的に思えて。
信じられない事に私、否定もしないで男の顔を見ていたんです。
「有り難う・・・。」
男は嬉しそうに顔を綻ばせた。
身構えていた緊張感が完全にはぐらかされて力が入らない。
肩を引き寄せられた。
「キャッ・・・・。」
小さく声を出したが、私は抵抗もせず身体を預けた。
「有り難う・・・。」
男はもう一度呟くと、私を包むように更に深く抱き寄せる。
そのままジッと動こうとはしない。
「んふっ・・・・あはぁ・・・・んん・・・・・。」
女の荒い息遣いが聞こえる。
「ああっー・・・おあっ・・・い、いい・・・・。」
私の夫を犯している。
男の腕の中で残酷なショーを見ている。
(暖かい・・・・。)
ふと、そう思った。
愛する夫に裏切られ、悲しさと絶望が私の心を凍えさせていた。
男の優しさが癒してくれる。
そんな気が、したんです。
(わたし・・・・。)
無意識にパートナーを求めていたのでしょうか。
奪われた夫の変わりに。
それとも男の巧みな話し方に操られていたのかしら?
自分から、左手を男の腰に廻したんです。
直ぐに男の手が重なった。