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スワッピング入門+(続)+(3)妻が見知らぬ男に犯される時
第72章 ロスト・アナル・ヴァージン
「んふふふ・・・。」

かおりさんを真似て、妖しい表情を作ってみた。

「ゆう・・・・くん・・・・?」

その愛おしい顔を両手で引き寄せる。

「え・・・み・・・・?」

裕君は戸惑いながらも、まぶたを少しづつ閉じていく。

「んん・・・んふぅ・・・。」

重なった唇は私の方からだった。

「裕君・・・あふぅ・・・裕君・・・。」

今日は何百回、キスしただろう。

「好き・・・んふぅ・・・好きぃ・・・。」

一方的に囁きながら、夫の唇を貪っていく。

そう、私は欲している。
夫を、裕君が欲しい。

かおるさん達に犯される男達の痴態は、私を新たな興奮に導いていた。

いつも犯される側の女達が、逆の立場に変わっている。

全く違う種類のセックスの歓びを、私は知ったのだ。

もう、以前の頑なだった理念など微塵も残っていない。

「欲しい・・・裕君・・・・欲しいよぉ・・・・。」

恥ずかしげもなく、想いをぶつけていく。

「え、映見・・・・映見ぃ・・・。」

私の迫力に圧倒されながらも、夫も激しく舌を絡ませてくれる。

いつのまにか映像は終了したのか、黒い画面になっていた。

私と裕君が気づくのは、暫らく後のことだった。

リビングに二人の息遣いが再び響きだしていた。
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