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スワッピング入門+(続)+(3)妻が見知らぬ男に犯される時
第80章 手作りランチ
「それは・・・・。」

ためる口調が、じれったく感じた。

「お二人同士でのセックスが、それだけが・・・できなかったのです・・・。」

【あっー・・・・?】

新藤さんと秋生さんが声を合わせた。

「なるほど、そういえば・・・・。」

言いかけて、桜さんが顔を赤らめた。

あまりにも不条理だと思ったのかもしれない。

それは、藤本さんの説明で明らかになる。

「かおりも・・・桜さん、そらさんも・・・二人の男に犯された後・・・。」

低い声が隠微なシーンを回想させる。

「夫以外のザーメンを体内に残したまま・・・。」

誰かの喉が鳴るのが聞こえた。

「夫に、抱かれたのです・・・・。」

説明が終わると、静寂が暫らく続いた。

かおりさん達三人は、それぞれの記憶をたどっているのだろうか、興奮で目が潤んでいる。

二人の男達に犯された後での夫とのセックスは、衝撃だったことだろう。

夫の目の前で、熱いザーメンを体内に放出されたのだ。

こんな不条理な興奮があるのだろうか。

しかも、その後に夫に抱かれるのだ。

『ああああっー・・・・あ、あなたぁ・・・・。』

かおりさんでさえ、涙を流しながら官能に耐えていた。
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