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スワッピング入門+(続)+(3)妻が見知らぬ男に犯される時
第87章 宴(うたげ)
桜さんを見つめる新藤さん。
藤本さんの話にジッと耳を傾ける、かおりさん。
夫婦それぞれの愛が以前より一層強くなった証しが、それぞれの表情に現れている気がする。
テーブルの下で僕が手を握ると、映見もギュッと返してくれた。
欲望を全て放出した後には、深い愛情が待っていたのだ。
藤本さんも同じ気持ちなのか、満たされた表情で説明を続けていった。
「よく全員が最後までできたと思います。特に私は歳ですから・・・。」
「そんなことねぇじゃん、一番張り切ってたくせに、なあ・・・?」
夫の言葉に顔を真っ赤にさせた、そらちゃんが思いきり背中をたたいた。
お約束のボケに、一斉に笑い声が起きる。
「そこで・・・・本日のメインの品です・・・。」
藤本さんが一本のビンを取り出した。
「へぇー・・・まだ、変わった酒があるんすか・・・・?」
秋生の問いに、藤本さんが笑みを浮かべる。