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スワッピング入門+(続)+(3)妻が見知らぬ男に犯される時
第87章 宴(うたげ)
「では、秋生さんから召し上がってみてください。」
そう言うと、小さなショットグラスに赤い液体をついでいく。
ビンは凍らせてあったのか霜がはっていて、トロリとした液体がグラスに満たされた。
「グッといってください・・・・グッと・・・・。」
進められるままに飲む秋生の喉が上下した。
暫らくは無言だったが、すぐに大きな声を出した。
「ああっ・・・やっ・・・やべぇっ・・・うわぁっ・・・・?」
その様子を、かおりさんは笑いを堪えて見つめている。
「どうです・・・効くでしょう・・・?」
勝ち誇ったような声で藤本さんが言った。
「スッポンの血・・・・これが最強です・・・さ、皆さんも・・・。」
促されて飲むと、冷たい感触が喉を通った後、刺激が炎のように胃からせりあがってきた。
映見も少し飲んだだけで、むせるように咳をしている。
「こ、これは・・・効く・・・・。」
新藤さんも両目を大きくして呟いている。
「これで本日の疲れを癒していただければ、幸いです・・・。」
藤本さんも飲み干した後、嬉しそうに続けた。