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スワッピング入門+(続)+(3)妻が見知らぬ男に犯される時
第122章 旅立ち
「さようなら・・・。」
「お元気で・・・。」

短い言葉は二人の想いを象徴していた。

かおりさんとも握手を交わし、僕は映見が隣にいる運転席に座った。

ギアをローにしたまま、ゆっくりと発進させる。

手をふる藤本さん夫妻が、徐々に小さくなっていった。

「さよなら・・・師匠達・・・。」

バックミラーに映る二人に向かって、僕は呟いた。

「師匠って・・・?」

映見がいぶかし気に聞いた。

「僕達のスワッピングの師匠さ・・・。」

「あぁ・・・フフッ・・・。」

言葉の意味を理解した妻は、クスリと笑った。

そして、僕の肩に頭をもたれさせてタメ息をついた。

甘い匂いと共に、くすぐったい感触が心地良く僕を包む。

僕はギアチェンジをした後、左手を放し、映見の手をそっと握った。

ギュッと握り返す妻の指の温もりをしばらく味わっていた。

前方には青空が、ハイウェイに沿って並ぶ緑の木々の上に広がっている。


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