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スワッピング入門+(続)+(3)妻が見知らぬ男に犯される時
第2章 久しぶりのデート
「そう、同伴喫茶さ・・・・。」
頭をかきながら言う僕の姿がドアに映っている。
ガラスが鏡になっているみたいだった。
「イヤダ、わたし帰るっ!」
「ち、ちょっと、待てよ。」
嫌がる妻の腕を僕は力一杯引き戻した。
「キャッ・・・・。」
倒れるように身体を預けた映見の身体を両腕で抱きしめた。
「いいじゃないか、たまには刺激になって・・・・。」
耳元で囁くと、ようやく抵抗する力が緩んだ。
「もぅー・・・・突然なんだからぁ・・・・。」
不服そうな声だったが、それ程怒った様子はない。
僕は安心して笑みを浮かべた。
「だって。前もって言うと絶対反対すると思ってさ・・・。」
「それはそうだけど・・・・・。」
映見は尚も疑わしい目で僕をみながら呟いた。
「ここって・・・・エッチな事、する所でしょう?」
「そう・・・・いやかい?」
ニヤニヤする僕の鼻をつまんで妻は言った。
「裕君のスケベッ。」
顔をしかめた後、柔らかな身体を僕に預けてきた。
「でも、許してあげる・・・・。」
フッと吐いた息が僕の腕にかかる。
「焼鳥屋さんでエッチな本を読まれるよりはましだもの・・・。」
「あ、あれは・・・。」
僕が言いかけた言葉を遮るようにノックが鳴った。
「ど、どうぞ・・・・。」
映見は慌てて離れると座り直した。
「ホットコーヒー二つ、お持ちしました。」
素早くテーブルに置くと音も無くウェイターは部屋を出て行った。
「うーん、さすがだ・・・・。」
僕は妙に感心してしまった。
「客が気まずくならないよう気を使ってるんだな・・・・。」
「何、感心してるのよ。」
映見はカップを取ると何も入れずブラックのまま一口すすった。
「あら、こんな店にしては美味しいわ・・・・。」
睫毛で作ったカーブにほんのり湯気が漂っている。
薄闇の中で見る彼女は妻というよりは別の違う女性に感じた。
場所が場所だけに妖しく思えてしまう。
「コーヒーを飲んだら、帰りましょうね。」
「ええっ?・・・・そ、そりゃないよぉ・・・。」
目を丸める僕に当然の口調で言う。
「当たり前じゃない・・・イヤよ、私・・・・・・。」
頬を膨らませている。
「だって・・・・お金がもったいないじゃないか。」
頭をかきながら言う僕の姿がドアに映っている。
ガラスが鏡になっているみたいだった。
「イヤダ、わたし帰るっ!」
「ち、ちょっと、待てよ。」
嫌がる妻の腕を僕は力一杯引き戻した。
「キャッ・・・・。」
倒れるように身体を預けた映見の身体を両腕で抱きしめた。
「いいじゃないか、たまには刺激になって・・・・。」
耳元で囁くと、ようやく抵抗する力が緩んだ。
「もぅー・・・・突然なんだからぁ・・・・。」
不服そうな声だったが、それ程怒った様子はない。
僕は安心して笑みを浮かべた。
「だって。前もって言うと絶対反対すると思ってさ・・・。」
「それはそうだけど・・・・・。」
映見は尚も疑わしい目で僕をみながら呟いた。
「ここって・・・・エッチな事、する所でしょう?」
「そう・・・・いやかい?」
ニヤニヤする僕の鼻をつまんで妻は言った。
「裕君のスケベッ。」
顔をしかめた後、柔らかな身体を僕に預けてきた。
「でも、許してあげる・・・・。」
フッと吐いた息が僕の腕にかかる。
「焼鳥屋さんでエッチな本を読まれるよりはましだもの・・・。」
「あ、あれは・・・。」
僕が言いかけた言葉を遮るようにノックが鳴った。
「ど、どうぞ・・・・。」
映見は慌てて離れると座り直した。
「ホットコーヒー二つ、お持ちしました。」
素早くテーブルに置くと音も無くウェイターは部屋を出て行った。
「うーん、さすがだ・・・・。」
僕は妙に感心してしまった。
「客が気まずくならないよう気を使ってるんだな・・・・。」
「何、感心してるのよ。」
映見はカップを取ると何も入れずブラックのまま一口すすった。
「あら、こんな店にしては美味しいわ・・・・。」
睫毛で作ったカーブにほんのり湯気が漂っている。
薄闇の中で見る彼女は妻というよりは別の違う女性に感じた。
場所が場所だけに妖しく思えてしまう。
「コーヒーを飲んだら、帰りましょうね。」
「ええっ?・・・・そ、そりゃないよぉ・・・。」
目を丸める僕に当然の口調で言う。
「当たり前じゃない・・・イヤよ、私・・・・・・。」
頬を膨らませている。
「だって・・・・お金がもったいないじゃないか。」