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第1章 セーラー服上着とスカートを履いて完成した。

睨むような視線を交わす二人の間に割って入ったのはリーフである。彼女だけは現実世界と同じ服装でいるのだが…………なんと全裸だった。もちろん明日奈が与えたものでない。いつの間にか身に着けるようになったのである。なんでも、仮想世界の中では裸のほうが解放的で気に入っているのだという。
しかしさすがに恥ずかしがるので、明日奈やリーファーが服を着せたのである。最初はパンツだけ穿かせるつもりだったのだが、リーフが「それはいらない」と言うので、仕方なく上半身だけでもと着せているのである。下半身はノーガードである。
明日「おはよう、皆」
シリ「あれっ、明日奈さん、その服」
リー「わぁ～、すごくかわいいですぅ」
三人の妖精たちが褒め称える中、明日奈は微笑んでからこう返した。「これから三人そろってお着換えね♡」
そういうと妖精たちをわしづかみにして服をむしり取った。
「あん♪　明日奈さん、エッチ」
「ぱんつまで破ることないじゃないですかぁ」
「やめてください。そのブラお気に入りなんですよ」
明日奈は妖精たちの抗議を無視して素っ裸に剥いた。そして三人に無理やりビキニを着せた。



「これ、絶対変ですよぉ。胸のところに穴開いてるんですけど？」（AA）
リー「きゃっ。このスカート、お股に割れ目ある」（B）
リ「やめてください！おなか丸出しだしこんな格好じゃ飛べません！」
三人を素っ裸のまま抱え上げると言った。
「ふふん、今日はみんなで海水浴に行こうと思って水着を用意してきたんだ。ほーら、飛んで～、海へレッツゴォー」
そのまま飛び立ってしまった。
シルフ領の海岸線まで来ると三妖精はやっと降ろしてくれた。そして文句を言う。
リー「ひどいなぁ。わたし達もたまには海水浴とかしたいんだけどな」
シ「あたしはお日様の下には出られないんですけどねぇ」リ「こんな姿で空を飛ぶなんて屈辱です！」
三人は顔を見合わせてため息をついた。すると後ろで様子を見ていたらしいサラマンダーの一団から野次が飛んだ。
火龍《イグドラ》
「おい見ろよあの連中」
風狼
「なんだありゃあ！？露出狂だ！」
炎鷲
「あんな水着が許されるなら俺たちも買うぞ」
土鬼
「いいな～あそこに入れてもらおうぜ」
明日奈が振り返ると、そこには赤い髪をした大柄の青年と赤毛の女性、それに小柄な少年と青い髪をした少年がいた。