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リーファ
第1章 あたしも着てみようかなあ
しばらくするとシリカが目をこすりながら体を起こした。
「おはよう」
「おはようございます」
「ごはん作ってくるね」
「はい、お願いします」
明日奈は部屋を出るとキッチンへ向かった。
昼食を食べ終えると、シリカが言った。
「あ、キリトさんが帰ってきたようですね」
「ほんと?」
明日奈は玄関へ走り出した。扉を開けると、ちょうどキリトが入ってくるところだった。
「キリトくん、お帰りなさい。どこに行ってたの?心配したんだよ」
「ただいまアスナ。あ、これはお土産だ」
キリトは紙袋を差し出す。中には小振りの瓶が入っていた。
「なあに、これ」
「スグがくれたんだ。香水だってさ。さっきお風呂に入ったとき使ってみたらどうかな」
「えー、なんかエッチだなぁ」
「そういう意味じゃなくて、香りのいいシャンプーみたいなものだよ。それにお風呂に入れば使うだろ」
「じゃあ、お言葉に甘えて使わせてもらうね」
明日奈はバスルームへ向かうと、着替えを脱衣籠の中に入れた。
シャワーを浴びてから、貰ったばかりの香水を少しだけつけた。
「ん~いい匂い♡」
鼻をクンクンさせながら体を洗っていると、ドアの向こうで声がした。
「アスナ」
「はい?」
「俺も入るぞ」
「あ、ちょっと待っ……」
明日奈が止めるまもなくキリトが入ってきた。当然のことだが全裸である。明日奈は慌ててタオルで胸を隠した。
「ちょっ、なんで入って来てんのよ!」
「いや、一緒に入ろうかと思って……。ほら、お湯がもったいないじゃないか」
「お風呂に入るときはいつも一人だったのに、どうして急に……」
「いや、たまにはこういうのもいいだろ」
「い・や」
明日奈は胸を両手で隠したまま後退りした。するとキリトがじりじりと近づいてくる。
「おい、逃げるなよ」
「逃げてないし!」
「ほれ、捕まえた」
キリトは後ろから明日奈を抱きすくめた。背中に直に男根の感触があった。
「きゃっ」
「ふふふ、今日は逃さないぜ」「あ、だめぇ」
明日奈の腰に手を回し、自分の方に向けさせた。
「ああん、恥ずかしい」
「何言ってるんだよ。俺たちは夫婦なんだから別にいいだろう?」
「う、うん」
「じゃ、キスしよう」「あ……んむっ……ちゅ……ぷは……はう……」
(中略)
「さあ、寝室へ行こうか」
「うう……はい……」
翌朝、リーフがリーファの部屋を訪れた。ノックをしたが返事はない。
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