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天使のいたずら―ママとマキちゃんの●●な体験―
第17章 遅い帰宅
「ただいまぁ・・・。」

リビングの明かりが付いていたので、パパは少し期待してドアを開けました。

だけど誰もいない部屋を見廻して、ため息をつきました。

電話が赤いランプを点滅させています。

ボタンを押すと、録音メッセージが流れてきました。

『ああ・・・パパです。やはり会議が長引きそうなので・・・。』

ボソボソとした声が、途切れ途切れに入っています。

パパは苛立つように消去のボタンを押すと、ダイニングの椅子に座りました。

「ああ・・・・疲れた・・・・。」

時計を見ると、もう一時をまわっています。

今日は会議が夜まで続き、その後の書類整理で遅くなってしまったのです。

暫くして、寝室にいきました。

「ママ・・・?」

小声で呼びましたが、気配がありません。

照明のスイッチを入れると、ベッドにママの姿はありませんでした。

マキちゃんの部屋をそっと覗くと、薄闇の中にママと一緒に寝ているのが分かりました。

「一緒に寝ちゃったんだ・・・。」

パパはそう呟くと、寝室に戻り服を脱ぐと、下着のままベッドに倒れ込みました。

連日の忙しさとストレスで、パパはもうクタクタでした。

(そういえば・・・・。)

遠ざかる意識の中で、ママの顔を浮かべました。

美しい顔が微笑んでいます。

(この頃、してないなぁ・・・・。)

パパは少し、罪悪感を抱きました。

でもツンと済ました表情が浮かぶと、それもしようがないと思うのです。

この頃では、ママの裸を見ても興奮しなくなりました。

モデルのような抜群のプロポーションなのに。

正上位のみの、お行儀の良いママとのセックスはマンネリ化し、いつしかパパから性欲を奪っていたのです。
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