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初めての体験は、自分の意識が
第1章 ような気がしてしまうので、もうあまり抵抗できないのだった。
ドクターと会った日から二日経った今日。あの日からずっと続いていた微かな雨はまだ降り続けていたけど、その雨の音と窓辺で揺れるカーテンをぼんやりと見ながらわたしは目を閉じた。
今朝の夢の中には、一人の男の子が現れた。その子の年齢は十くらいのように見えた。
夢の中で出会った少年は黒髪で黒い服を着ていて瞳の色は緑色をしていた。そしてその目は優しく澄んでいてこちらを見据えていた。でも何故かわたしは彼のことを怖く感じた。
目が覚めると同時に自分の体が震えていることに気が付いた。あの子は、夢の中から突然現れたような子だった。そんなことを考えるうちにわたしの目から涙が溢れてきそうになった。
それから暫くの間、わたしは自分の体の震えを止めることが出来なかった。それは夢のせいではなく、きっと自分の内側からくるものだ。そう思うことにした。
「わたしの体ってこんなに小さかったんだ」と、ベッドの上で呟いた。
背中に違和感を感じて上体を起こす。なんだか肩が重い。まるで二の腕がもう二対ついているようだ。恐る恐る触ってみるとモフモフしている。その柔らかい質感にピンときた。「羽? 私、翼が生えている」。
それで自分がメイドサーバントに改造されたことが分かった。「成功したんだ。でも…」
気がかりなことがある。メイドサーバントになると毛根の一切を失う。ベッドサイドに鏡が置いてあってそこに肌色一色の頭が映っている。
いやだ、鏡を見たくない。そーっと自分の頭に指を伸ばすと、髪がない。案の定、スキンヘッドになってしまった。
志願したこととはいえ、髪が命の女にとってはあまりに辛い。でもこの体だと髪の毛があった方が不自然なのだろう。我慢しよう。それにしても…… 手を伸ばして胸に触れると膨らみがある。揉むとお乳が出た。良かった! 女としての機能はそのままだ。下の方は見なくてもわかる。キュッと引き締まった腰にビキニのパンツを履かされている。その股間部だけが丸く切り取られているようにツルツルスッカリだった。
お風呂で確認すると、陰唇もない。
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