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「調教合宿-淫乱課外授業」~さあ、レッスンを始めましょう
第1章 港の見える丘
「うー・・・・んっ・・・。」

舞は両手を広げて伸びをすると、胸一杯に新鮮な空気を吸った。

初夏の爽やかな風がショートカットの髪をなびかせ、オデコの上で跳ね上げる。

「舞ったら、すごい寝癖・・・・フフフッ・・・・・。」

森下ひかるはイタズラっぽい笑顔で舞の頭を撫でつけた。

「もぅー・・・イジワルゥ・・・。」

舞は頬を膨らませた。

「どうせ、私の髪はクセッ毛ですよぉ・・・。」

ポケットからベレー帽を取り出すと、頭を押し込むように被った。

「そんな・・・・・・柔らかくて、良い髪だよ・・・。」

ひかるはベレー帽からはみ出た部分を丁寧に整えてあげた。

微かにコロンの匂いがする。

幼い顔が赤く染まる。

舞は恨めしげに、ひかるの顔を見た。


クッキリとした目鼻立ちは学園の中でも群を抜いていて、まるでアイドル歌手のようだ。

他校の男子生徒等との噂も絶えず、かなりマセタ印象がある。

大人っぽい仕草は表情だけではなく身体にも現れていた。

小柄な舞に比べて背も高く、同じ制服を着ているのに、まるで印象が違う。

グリーンのチェック模様のスカートからは長い足が伸び、白いソックスに黒のエネメル靴がキュッとしめている。

白いブラウスは首元で赤いリボンが結ばれ、可愛いアクセントになっていた。

斜めに被った、上着と御そろいのグリーンのベレー帽からは長い髪が肩先まで伸びている。

15歳にしてはバストも大きく、胸の膨らみが大人びた色香を見せていた。

親友ではあるのだが、何時もからかわれている舞はコンプレックスを抱くのだった。

(でも、白石先生に比べれば・・・・・。)

チラリと見た視線の先にはグレーのスーツに身を包んだ美しい女性が立っていた。

白石響子、今年24歳になる音楽教師は、舞達が所属する合唱部の顧問である。

切れ長の瞳を覆う長い睫毛はナチュラルなカーブを描き、遠い眼差しを作っている。

シックないでたちにも関わらず豊満なバストを始め縊れたウエスト、丸いヒップ等が大人のフェロモンを絶えず流していた。

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