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「調教合宿-淫乱課外授業」~さあ、レッスンを始めましょう
第2章 おませな会話
婚約者である男の顔が頭に浮かんでいた。

(裕行さん・・・・・。)

ひかるの言う通りだった。

会う度にセックスをしている。

しかしそれは極、最近の事だった。

結婚式を間近に控えた二人は、確かにデートの時は必ず互いの部屋に誘った。

吉川裕行と出会ったのは1年前である。

大学時代の友人の紹介で軽い見合いのようなものだった。

女子大卒業の響子はオクテのせいもあったが女子ばかりの環境で恋人も作れないまま教職についたのである。

背も高くエリートビジネスマンである裕行は申し分のない男だった。

甘いマスクをした二枚目は性格も優しく、二人は直ぐに恋に落ちた。

半年前、ヴァージンを捧げた響子に男は結婚を申し込んだ。

以来、忙しい合間を縫って二人はデートを重ねている。

中々日程が合わず、まだ数回程度しか会えないでいたが。

だからこそ、時間を惜しむように男は響子を求めてきた。

響子も最近になって、ようやくセックスの歓びを知るようになっていた。

だがそれも愛に包まれた優しいオーガズムではあったが。

オクテの響子も結婚を控え、雑誌等で知識を貪欲に吸収しようとしていた。

実は先週、見てしまったのだ。

婚約者のペニスを。

明かりを消したベッドの中で窓から漏れる街灯の光りが偶然クッキリと照らし出していた。

鮮烈な映像だった。

見ない振りをしていた響子だったが、今も頭に焼き付いている。

初めて見る男の性器は、そのグロテスクさ故に響子に深い感動を与えた。

その時、ふと思ったのだ。

男が欲しいと。

知識だけで得た情報ではなく、目の前にした現実に何か獣じみた感情が湧きあがってくる気がした。

その日、響子は激しく燃えた。

苦痛が支配する何時もの営みから解き放たれ、純粋にセックスの歓びを感じたのだ。

(あああ・・・・も、もっとぉ・・・・・。)

更なるオーガズムを響子は欲していた。

だが、男は先に果ててしまった。

それでも恋人の背中を抱きしめながら、響子は幸せな余韻に浸っていた。

焦る事はない。

もう直ぐ結婚するのだ。

「愛しているよ、響子・・・・。」

恋人の優しい声が耳元をくすぐる。

(裕行さん・・・・・。)

響子は少女達を追いながら、何度もその名を思い浮かべていた。

愛する恋人の顔と共に。
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