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「調教合宿-淫乱課外授業」~さあ、レッスンを始めましょう
第10章 初めてのキス
そう、舞は待っていた。

欲しかったのだ。

男の唇を、その逞しい抱擁を。

ロープで身体を拘束されたまま、教師である響子や親友の美紀とひかるの痴態を見せ付けられていた。

愛する人達がケダモノのように狂っていく様を見ながら、舞は強烈な孤独感に追いやられていたのだ。

犯されない安堵感よりも、置き去りにされた寂しさが圧倒していた。

欲しい。

何時しか原始的な欲求が、心を支配していた。

(だから・・・・・。)

田島に抱きしめられた時、素直に思ったのだ。

(好き・・・・・・。)

それは美紀と同じく、倒錯した感情だった。

愛する白石先生が自分達をかばい、陵辱されるのを目の当たりにした。

男達の執拗で巧みな愛撫に、響子は快楽を受け入れてしまっていた。

初めて味わうエクスタシーに何度も絶叫しながら昇っていく響子。

一旦、崩れた理性は集団催眠の如く連鎖していった。

完全な人格者として尊敬する教師がメス犬の如く変わっていく様に、少女達の無垢な心は衝撃を受け影響されてしまったのである。

響子が、美紀やひかるが、自分を置き去りにし男と交わっていた。
まるで恋人同士のように。

異常なシチュエーションの中、舞の心にもケダモノの本能が植えつけられていった。
男を求める感情が恋のように熱く掻き立てていく。

潤んだ瞳が見つめてくる。

男は、くすぐったさを感じながらも嬉しさが込み上げていた。

「舞ちゃん・・・・・。」

ふっくらした頬を、包むようにして囁いている。

舞は心から愛おしそうな視線を、投げてくれる。

田島は改めて自分の成功に驚いていた。

いくらAV監督としての経験から巧みに演出したとはいえ、これほどの効果があるとは。

十五歳の少女が欲情している。

さえない中年男に抱かれ、ウットリと見つめてくるではないか。
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