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僕の叔母さんは美熟女~教えてあげるね~
第12章 ロストチェリー
部屋に備えられている露天風呂で
健一が素股セックスに興じて
おもいっきり射精をしてしまった頃、
最寄りのJR駅から旅館の送迎バスに揺られて
大下昇と弓岡真美が老舗旅館に到着した。
奇しくもクラスメートが同じ日程で同じ旅館への旅行を計画していたのだった。
「いいかい真美、
宿泊カードには僕たちは兄と妹と書くからね
この旅館に宿泊している間はお前は大下真美だからね」
「うん、わかったわ」
大下真美かあ…
いつかは本当にその名字を名乗る日が来るのかしら
真美は嬉しくてルンルン気分だったが
未成年の二人が宿泊することを
旅館に怪しまれないかと昇はハラハラしていた。
宿泊カードに記帳する時も手が震えて
ただでさえ乱筆なのに震える手で書いた文字は
まるで本当にミミズが踊っているような字になった。
「僕たち、兄妹なんです」
聞かれてもいないのに昇は仲居さんに
言い訳がましく説明した。
「まあ…それはそれは仲が宜しいことで…」
仲居さんは、
あんたらの関係など知ったこっちゃないと
軽くあしらった。
「俺たち怪しまれなかったかな?」
部屋に入って少しは落ち着けばいいのに
座椅子に座らずにあっちこっちをウロウロした。