パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第12章 ロストチェリー

これだけ挑発しても昇はショーツを脱がせようとしない。
「？」
不審に思って首を捻って後ろを確認すると
昇は真美の尻に顔を近づけて
スーハースーハーと匂いを嗅いでいた。
おまけに勃起したペニスを自分で擦っているという情けなさ…
「何やってんのよ！もう！」
真美は心底あきれはてた。
生身の女体があるにも関わらず
真美の尻の匂いを嗅ぎながらオナニーだなんて…
「もう知らない！」
スルスルとショーツを脱ぐと
昇をおいて一目散に檜風呂に飛び込んだ。

「あ～、いいお湯だわ」
美肌温泉で有名なことだけあって
トロリとした温泉でお肌が艶々になるのが実感できた。
「置いてけぼりなんてひどいじゃないか」
昇も慌てて檜風呂に飛び込んだ。
乱暴に飛び込むものだから水しぶきで真美の髪の毛はびしょびしょになってしまった。
『ホントにガキなんだから！』
なのにアソコだけは一人前のようで
「俺さあ、今、最高潮にカチカチだぜ
ほら、触ってみろよ」と
真美の手を無理やりペニスに触らせた。

『今夜…これを迎え入れるのね』
真美はいよいよロストバージンを迎えるのだと
胸の鼓動が高まった。
今、ここで射精させたら今夜勃起するかしら…
でも、射精する瞬間を見てみたいと思った。