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第12章 ロストチェリー

「今…入れたいの？…」
昇の告白に真美も今すぐ挿入して欲しくなった。

「いいわ…来て…」
真美は湯から上がって洗い場に寝転んで
脚をM字に開いた。
後を追うように昇も洗い場にやって来て
股の間に割り込んだ。

「いいか？入れるぞ」
ちんぽの先をおまんこに押し当てる。

「もうちょっと下…」
そう伝えると昇はちんぽをぐっと下に押し込む。

「そう、そこよ…」

「行くぞ」

昇の体が真美の上にのし掛かってくる。
男の体の重みを感じながら
真美は昇の腰を抱いた。

ジュル…
泥濘のおまんこは亀頭を膣口まで軽く導く
だけどもその先へはバージン(処女膜)が侵入を拒む。
男の欲望は手荒にその膜を引き裂いた。
メリッ…
激痛が股間から脳天へと突き抜けた。
「あああん！痛い！」
一瞬だけ痛みに耐えられずに
真美は痛いと口にしたが、
その後は奥歯を噛みしめて痛みに耐えた。
あまりにも痛いと口走るとメンタルの弱い昇は
ペニスを萎えさせてしまうと思ったからだ。

女になるというのはこんなにも痛いのね…
真美の痛みなど知らずに
昇はどんどんと突き上げてくる。
『早く…早く終わって…』
ダダダダ…
不意に昇の腰の動きが加速した。
そして「うっ！」と呻くとピタリと腰の動きが止まる。
それと共に、じんわりと膣内が熱くなった。
快楽に負けて昇が中だしをした証だった。