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文芸部は放課後にエッチなことをします
第3章 3
 翌日の放課後、部室に行くと、一年生の由里が本を読んでいた。

「久しぶり」と僕は言った。

「久しぶりです」

 由里はそう言って笑みを浮かべた。

「今日は由里しかいないの?」

「この部活って適当だから、暇な人しか来ないですよ」

「そっか」

 僕も由里の向かいに座って小説を読んだ。

 時間はゆっくりと過ぎていく。

 僕はここ数日のことを思い出していた。

 玲奈とのことがあって、加奈と修のことがあった。
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