この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第5章 千円札
そして、自分の話に酔うように、取り留めなく喋り続けていく。
「慌てずに慎重に・・・。そう、巧妙に罠をしかけるのさ。それも、二重三重に保険をかけてな・・・。結果を期待しちゃあ、いけねぇ・・・。せっかちはダメだ、絶対に・・・。ジワリジワリと、ボディーブローのようにきかせる罠が、最高なんだ・・・。」
啓造の目がすわっている。
田代は、もう茶化した口調では口を挟めない状況であると悟った。
啓造には何か策があるらしい。
こういう表情をする時の啓造は、必ず行動を起こすのだった。
近い内にあの「涼子様」の身に何かが起きるかもしれない。
だが、あの清楚で気品に満ちた美しい女神が、山岡という野獣に陵辱される事が果たして実現するのだろうか。
到底、信じられない話である。
金持ちだし、ダンナはハンサムで浮気する事など想像もつかない。
まして、啓造のような脂ぎった中年に惚れて、自分から奴隷になるなどとは。
しかし、と田代は思った。
啓造は嘘をついた事はない。
言った事は必ず実行する男である。
一点を見つめる啓造の鋭い眼光に、田代はある確信を得るのだった。
「慌てずに慎重に・・・。そう、巧妙に罠をしかけるのさ。それも、二重三重に保険をかけてな・・・。結果を期待しちゃあ、いけねぇ・・・。せっかちはダメだ、絶対に・・・。ジワリジワリと、ボディーブローのようにきかせる罠が、最高なんだ・・・。」
啓造の目がすわっている。
田代は、もう茶化した口調では口を挟めない状況であると悟った。
啓造には何か策があるらしい。
こういう表情をする時の啓造は、必ず行動を起こすのだった。
近い内にあの「涼子様」の身に何かが起きるかもしれない。
だが、あの清楚で気品に満ちた美しい女神が、山岡という野獣に陵辱される事が果たして実現するのだろうか。
到底、信じられない話である。
金持ちだし、ダンナはハンサムで浮気する事など想像もつかない。
まして、啓造のような脂ぎった中年に惚れて、自分から奴隷になるなどとは。
しかし、と田代は思った。
啓造は嘘をついた事はない。
言った事は必ず実行する男である。
一点を見つめる啓造の鋭い眼光に、田代はある確信を得るのだった。