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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第8章 恐喝
不安そうに見る理恵の表情から一旦は断ろうと思った涼子であったが、半ば開き直るように言った。
「わかりました、今から直ぐに伺います。」
『そうですか、嬉しいですなぁ・・・。実は、私はお二人のファンなのですよ。わっはははっははははははは・・・。』
白々しい山岡のセリフと、これから起こる事への不安を断ち切りたくて、涼子の方から通話を切った。
両目を大きく見開き、怒りに唇が震えている。
山岡と対決する。
理恵と二人だけで。
場合によっては都合が良いと思った。
理恵に対するセクハラや自分への悪質なメールについては、会の人達には聞かれたくなかったからだ。
しかし、と涼子は思う。
果たして、あの妖怪のような男に勝てるのか。
底知れぬ陰湿な罠が仕掛けてある気がする。
『お前は淫乱なマゾだ。』
あのフレーズが頭に蘇る。
それを振り払いたくて、涼子は愛する天使である理恵の顔をジッと見つめるのであった。
山岡は受話器を置くと、子供のような笑顔を田代に向けて言った。
「例の物は出来たのか?」
「ええ、もうバッチリっす。」
田代は素早くカバンから、大き目の封筒を取り出した。
「これは昨日見た奴じゃねーかっ。」
チラと見ただけの山岡はポンと、それを投げ出した。
「す、すいません。間違えました。」
田代がもう一通の封筒を取り出すと、何枚かの写真を抜き取り満足気に言った。
「いーじゃねーか、大分、美味くなったな。」
「へっへっへ、そりゃあもうバッチリ。何せ、今度はデータが多いっすから・・・・。」
「うーん、いいなぁこれ・・・・。本物みてぇだな。」
「そうでしょ、俺なんかそれで、ゆうべ三回も抜いちゃいましたよぉ・・・。」
おどけて言う田代の頭を軽く叩くと、山岡も食い入るように写真を眺めるのであった。
「確かにこりゃあ、な・・・。いけるぜ。」
「絶対っスよ。どう見たって本物でさ。」
二人は時代劇に出てくる悪人のように、顔を見合わせるとニヤリと笑った。
「わかりました、今から直ぐに伺います。」
『そうですか、嬉しいですなぁ・・・。実は、私はお二人のファンなのですよ。わっはははっははははははは・・・。』
白々しい山岡のセリフと、これから起こる事への不安を断ち切りたくて、涼子の方から通話を切った。
両目を大きく見開き、怒りに唇が震えている。
山岡と対決する。
理恵と二人だけで。
場合によっては都合が良いと思った。
理恵に対するセクハラや自分への悪質なメールについては、会の人達には聞かれたくなかったからだ。
しかし、と涼子は思う。
果たして、あの妖怪のような男に勝てるのか。
底知れぬ陰湿な罠が仕掛けてある気がする。
『お前は淫乱なマゾだ。』
あのフレーズが頭に蘇る。
それを振り払いたくて、涼子は愛する天使である理恵の顔をジッと見つめるのであった。
山岡は受話器を置くと、子供のような笑顔を田代に向けて言った。
「例の物は出来たのか?」
「ええ、もうバッチリっす。」
田代は素早くカバンから、大き目の封筒を取り出した。
「これは昨日見た奴じゃねーかっ。」
チラと見ただけの山岡はポンと、それを投げ出した。
「す、すいません。間違えました。」
田代がもう一通の封筒を取り出すと、何枚かの写真を抜き取り満足気に言った。
「いーじゃねーか、大分、美味くなったな。」
「へっへっへ、そりゃあもうバッチリ。何せ、今度はデータが多いっすから・・・・。」
「うーん、いいなぁこれ・・・・。本物みてぇだな。」
「そうでしょ、俺なんかそれで、ゆうべ三回も抜いちゃいましたよぉ・・・。」
おどけて言う田代の頭を軽く叩くと、山岡も食い入るように写真を眺めるのであった。
「確かにこりゃあ、な・・・。いけるぜ。」
「絶対っスよ。どう見たって本物でさ。」
二人は時代劇に出てくる悪人のように、顔を見合わせるとニヤリと笑った。