この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第8章 恐喝
涼子は、怒りで何も言えなかった。
セクハラどころでは無かった。
これはりっぱな暴行事件である。
しかも、選挙運動のジャンパーを着ている。
胸元に書いてあるスローガンは、皮肉にも「クリーンな政治を」とあった。
「ほらよぉ、何も、合成じゃなくてもいいんだぜぇ・・・。直ぐにでも、バラ撒いてやろうかぁ・・・?」
チンピラがほえている。
涼子が興奮で真っ白になった顔を上げると意外な事に、うろたえている山岡に気づいた。
咄嗟の判断で、その数枚の写真を取り上げると、シッカリと握りしめた。
そして大きく息を吐き、頭を整理させるために俯いて考えるのだった。
田代は遂にやり込めた喜びで山岡の顔を見たが、凄い形相で睨まれると怯えた表情に変わった。
理恵は手を覆ったまま泣いていた。
涼子には知られたくなかったのだ。
本当の自分の姿を。
山岡には口止め料として金を貰っていた。
その代わり、かなり際どく蹂躙されたのだ。
これは後になって涼子に説明した事ではあったのだが。
それは涼子にも大体の察しはついていた。
この卑劣な写真を見ればよく分かった。
あの妖怪が理恵に手を出さない筈はないと思っていたのだ。
それにしても、選挙中に堂々とセクハラした写真を撮っておくとは。
下品で無知な男達のする、バカな行動である。
涼子の頬が微かに動いた。
そして顔を上げると、勝ち誇るような表情を男達に向けた後、理恵の肩を抱くようにして優しく言った。
「心配しなくてもいいのよ、理恵ちゃん。」
そして再び顔を上げ、男達の顔を見比べながら笑みを浮かべるのだった。
セクハラどころでは無かった。
これはりっぱな暴行事件である。
しかも、選挙運動のジャンパーを着ている。
胸元に書いてあるスローガンは、皮肉にも「クリーンな政治を」とあった。
「ほらよぉ、何も、合成じゃなくてもいいんだぜぇ・・・。直ぐにでも、バラ撒いてやろうかぁ・・・?」
チンピラがほえている。
涼子が興奮で真っ白になった顔を上げると意外な事に、うろたえている山岡に気づいた。
咄嗟の判断で、その数枚の写真を取り上げると、シッカリと握りしめた。
そして大きく息を吐き、頭を整理させるために俯いて考えるのだった。
田代は遂にやり込めた喜びで山岡の顔を見たが、凄い形相で睨まれると怯えた表情に変わった。
理恵は手を覆ったまま泣いていた。
涼子には知られたくなかったのだ。
本当の自分の姿を。
山岡には口止め料として金を貰っていた。
その代わり、かなり際どく蹂躙されたのだ。
これは後になって涼子に説明した事ではあったのだが。
それは涼子にも大体の察しはついていた。
この卑劣な写真を見ればよく分かった。
あの妖怪が理恵に手を出さない筈はないと思っていたのだ。
それにしても、選挙中に堂々とセクハラした写真を撮っておくとは。
下品で無知な男達のする、バカな行動である。
涼子の頬が微かに動いた。
そして顔を上げると、勝ち誇るような表情を男達に向けた後、理恵の肩を抱くようにして優しく言った。
「心配しなくてもいいのよ、理恵ちゃん。」
そして再び顔を上げ、男達の顔を見比べながら笑みを浮かべるのだった。