この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
VRの罠(汚された愛と勇気の戦士達)
第2章 大型トレーラー

「失礼ですが、お名前は?」
「吉岡愛・・・といいます。」
「そうですか、私は野島と申します・・・。ここでは雰囲気を大切にして・・・博士と呼んでもらいましょうか。」
「はい・・・博士。」
愛がすかさず答えると、男は笑みを浮かべた。
「素直でいいですね。それでは愛ちゃん・・・これからキャスティングを決めます。今回のストーリーは学園を淫魔が乗っ取りにくる話です。画面に映っている登場人物の顔や姿を選んで、お好きなキャラクターを決めて下さい。」
「あのぉ・・・・・。」
愛が、おずおずと聞いた。
「何か・・・・?」
「もし良かったら・・・・他のビューティー戦士も私の友達だったらと・・・・。」
言いながら愛は顔を赤くしている。
恋人の徹を救世主アポロンにしたかったのである。
「ああ、それはリアルで面白いですね。何か写真でもお持ちですか?」
愛はカバンから卒業アルバムを取り出した。
「こんなので大丈夫ですか?」
「ああ、大丈夫ですよ・・・かなりデータも蓄積されていますから平面的な画像を一つでも取り込めば、十分雰囲気は出ますよ。」
「じゃあ、まずブルー・エンジェルから・・・・・。」
愛はミホの写真を示した。
たちまちブルー・エンジェルに変身したミホが映し出された。
「わー、すごーい・・・・本当にミホだぁ・・・・。」
そしてグリーン・エンジェルにユカを、救世主アポロンには勿論、徹を指名した。
「次に女教師の役は・・・と・・・・。」
「あっ、それは麗子先生がいいな・・・大好きなの・・・美人で優しいし・・・。」
「ほう・・・スタイルもいいですねぇ・・・。」
博士も思わず写真に見とれている。
「バスト95、ウエスト58、ヒップ90・・・で身長は172㎝・・・・と。」
「わー、ソックリ・・・凄ぉい・・・・。」
「次に悪役の人選ですが・・・校長先生はこの人でいいですか?」
博士が本物の校長を指差すと愛は頷いた。
そして悪役の副隊長に学年主任の町田を、手下の男子生徒にコオロギとアンパンを指名した。
「出来るだけ嫌いだった人を選ぶとより面白いですよ。やっつける時が快感ですからね。」
博士にそう言われて、最も嫌いだったメンバーを選りすぐったのだった。
「吉岡愛・・・といいます。」
「そうですか、私は野島と申します・・・。ここでは雰囲気を大切にして・・・博士と呼んでもらいましょうか。」
「はい・・・博士。」
愛がすかさず答えると、男は笑みを浮かべた。
「素直でいいですね。それでは愛ちゃん・・・これからキャスティングを決めます。今回のストーリーは学園を淫魔が乗っ取りにくる話です。画面に映っている登場人物の顔や姿を選んで、お好きなキャラクターを決めて下さい。」
「あのぉ・・・・・。」
愛が、おずおずと聞いた。
「何か・・・・?」
「もし良かったら・・・・他のビューティー戦士も私の友達だったらと・・・・。」
言いながら愛は顔を赤くしている。
恋人の徹を救世主アポロンにしたかったのである。
「ああ、それはリアルで面白いですね。何か写真でもお持ちですか?」
愛はカバンから卒業アルバムを取り出した。
「こんなので大丈夫ですか?」
「ああ、大丈夫ですよ・・・かなりデータも蓄積されていますから平面的な画像を一つでも取り込めば、十分雰囲気は出ますよ。」
「じゃあ、まずブルー・エンジェルから・・・・・。」
愛はミホの写真を示した。
たちまちブルー・エンジェルに変身したミホが映し出された。
「わー、すごーい・・・・本当にミホだぁ・・・・。」
そしてグリーン・エンジェルにユカを、救世主アポロンには勿論、徹を指名した。
「次に女教師の役は・・・と・・・・。」
「あっ、それは麗子先生がいいな・・・大好きなの・・・美人で優しいし・・・。」
「ほう・・・スタイルもいいですねぇ・・・。」
博士も思わず写真に見とれている。
「バスト95、ウエスト58、ヒップ90・・・で身長は172㎝・・・・と。」
「わー、ソックリ・・・凄ぉい・・・・。」
「次に悪役の人選ですが・・・校長先生はこの人でいいですか?」
博士が本物の校長を指差すと愛は頷いた。
そして悪役の副隊長に学年主任の町田を、手下の男子生徒にコオロギとアンパンを指名した。
「出来るだけ嫌いだった人を選ぶとより面白いですよ。やっつける時が快感ですからね。」
博士にそう言われて、最も嫌いだったメンバーを選りすぐったのだった。

