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第2章 出会い

しばらくしていると、美味しそうな香りがしていた。
あー、お腹空いたー。
何作ってるんだろうな……。
いやはや、出てくるまでのお楽しみ。
空腹は最高のスパイスって言うしね。

彰「レイナさんお待たせ。出来たから食べようか」
私「美味しそう！」

しばらく待っていたら、今が旬のカツオのたたきと、グラタンらしきものが出来た。

彰「余り物で申し訳ないけど、昨日取ったピザが少し余ってたからリメイクしてラザニア風のグラタン作ってみた。
咄嗟に思いついた料理だけど、お口に合うと良いけど」
私「えっ、凄……。この短時間で作るとか凄いですね……」

余り物で咄嗟に思いついたとはいえ、この短時間でアレンジしてラザニア風グラタン作るとか……。
どんだけ料理上手やねん。
ある意味嫉妬するわ……。
2人で席に付き、最初はやっぱりビールだよね！って話しになりビールで乾杯した。

私「やっぱり仕事終わりのビール美味しい…」
彰「あはは、やっぱりそうだよね。美味しそうに飲むレイナさんいいね」

そこから、お互いの話しで盛り上がった。
好きなこと、今の仕事のこと、音楽のこと。色んな話しをした。
特にお互い音楽好きということで、凄く盛り上がった。
彰さんは学生時代にバンドでベースを弾いていたそうだ。
彰さんと食べる夕食は素直に楽しかった。