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ジレンマ
第3章 重ねる
「それじゃ、そろそろ……」と彰さんは呟くと、再び正常位で私の中に入っきた。
そうして、間髪入れずに激しく動かれた。

ワシ「あぁ!!あっ、激しい……激しいのぉ!!」
彰「気持ちいいだろ?」

少し余裕が無くなった顔の彰さん。
そんな顔もいやらしく、素敵に思えた。

彰「……っ!イクぞ?」
私「い、いやぁ……!!……あぁ!」

彰さんはすぐに私から離れ、私のお腹の上にすべてを出した。
お腹の上にかかる時も感じでしまった私。

彰「はぁ……はぁ……気持ちよかった……」

彰さんは綺麗に拭き取ったあと、どこかに行ってしまった。
1人残された私は寂しく思いつつ、余韻に浸った。
あんな激しく、気持ちいいのはいつ以来だろう。
良かったな、出会えて。
そんなことを考えて居たら、彰さんがコップとタオルを持って戻ってきた。

彰「これ、拭き足りないところあったら使いな。あとこれ、いっぱい声出したから喉乾いたと思うからお水も持ってきた。」
私「あ、ありがとうございます……」

これ、取りに行ってたんだ……。
こんなことされたの初めて。

私はせっかくなので、少しだけ身体を拭き、喉を潤した。
自分が思っていた以上に喉は乾いてたみたいで、水が身体に染み渡って行くのが分かった。

彰「おいで?」

先に横になっていた彰さんは、両手を広げて私を呼んだ。
だから私は素直にその腕の中に行った。
背中を優しくトントンしてくれる彰さん。
それが居心地よく感じられ、私は疲れとお酒の影響でそのまま眠りについてしまった。

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