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ジレンマ
第5章 新しいミッション
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✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
それから数日が経ち、いつも変わらない日々が過ぎ去って行く。
相変わらず係長は無茶ぶりしてくるし。
「いやぁ、さすがだね!早くて内容も完璧!どう?今度飲みに行かない?」
「いや、お断りさせていただきます。今抱えてる仕事でいっぱいいっぱいなので」
アタマイタイ。
係長から頼まれていた、めんどくさい案件をさっさと提出したのは良いけど、行ったら行ったでこんな調子で誘ってくるし。
どうせ若い女の子と飲みたいだけでしょ?
「眉間にシワ寄ってるよー」
イライラしながら席に戻ったら佳奈がやってきた。
眉間のシワを伸ばしながら私はボヤく。
「あぁいう発言さえなければ、仕事が出来る人間なのにな……」
「うん……残念すぎる」
2人でため息をつくと、佳奈が思い出したように言う。
「そう言えばレイナ、新規案件の担当レイナがやるんだって?」
「そう。部長直々のご指名」
「あら係長を通り越して部長からのご指名。さすがレイナ」
「新規か……久々すぎてできるかな」
「レイナなら大丈夫でしょ。頑張って」
「他人事だと思って……」
軽くため息をついたけど、決まってしまった以上やるしかない。
期待してくれる部長の手前もあるしね。
そうして私は忙しい日々を送り、彰さんのことは忘れていた。
それくらい仕事に忙殺されていた。
それから数日が経ち、いつも変わらない日々が過ぎ去って行く。
相変わらず係長は無茶ぶりしてくるし。
「いやぁ、さすがだね!早くて内容も完璧!どう?今度飲みに行かない?」
「いや、お断りさせていただきます。今抱えてる仕事でいっぱいいっぱいなので」
アタマイタイ。
係長から頼まれていた、めんどくさい案件をさっさと提出したのは良いけど、行ったら行ったでこんな調子で誘ってくるし。
どうせ若い女の子と飲みたいだけでしょ?
「眉間にシワ寄ってるよー」
イライラしながら席に戻ったら佳奈がやってきた。
眉間のシワを伸ばしながら私はボヤく。
「あぁいう発言さえなければ、仕事が出来る人間なのにな……」
「うん……残念すぎる」
2人でため息をつくと、佳奈が思い出したように言う。
「そう言えばレイナ、新規案件の担当レイナがやるんだって?」
「そう。部長直々のご指名」
「あら係長を通り越して部長からのご指名。さすがレイナ」
「新規か……久々すぎてできるかな」
「レイナなら大丈夫でしょ。頑張って」
「他人事だと思って……」
軽くため息をついたけど、決まってしまった以上やるしかない。
期待してくれる部長の手前もあるしね。
そうして私は忙しい日々を送り、彰さんのことは忘れていた。
それくらい仕事に忙殺されていた。
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