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ジレンマ
第5章 新しいミッション
そうしてプロジェクト当日。
会議室にはまさかの社長の姿もあった。
社長が来るなんて聞いてないけど?
不思議と思いながら社長を見ていたら、視線に気がついたのか社長が私の方に寄ってきた。
「すまない。さすがに億単位のお金が動くからね。見ておかないと悪いから。」
「いえ……私は大丈夫ですけど」
「私のことは気にせずによろしくな」
「……。私は気にはしませんが、他の方だったら、そんな億体のお金が動くプロジェクトのプレゼンに突然社長がいらっしゃるなら緊張すると思いますけど」
私は表示を動かさず、視線を資料に落としながら社長の言った。
失礼とは分かりつつ。
そうすると社長は大層嬉しそうに笑った。
「君も変わらんね。入社した時からズバズバ言う」
「褒め言葉として受け取っておきます」
「うんうん、そうしてくれ」
ニコニコしながら社長は去っていった。
……大丈夫か、この会社。
まぁいいや。カフェオレ飲みながら最終チェックするか。
最終チェックを終わらたあと、私は妙にソワソワし始めた心を落ち着かせるために喫煙所に行った。
久しぶりに任された1件だから無意識に緊張してるのか。
我ながららしくないと苦笑いした。
この仕事が終わったら少し有休を使って休む予定だ。
大きな仕事が終わると、私はまとめて休みを貰っている。
今回は絶賛引きこもり予定だ。
最近仕事に忙殺されすぎて家の中が大惨事になってるからね。
ひと息ついた後、私は会議室に向かおうと足を向けた。
会議室に戻ったら既にほとんどの人が座っていた。
そろそろかと思っていた所に今回のサポート役の子が来た。
「レイナさん、今回よろしくお願いします」
「こちらこそ、よろしく」
時間になり、プレゼンが始まった。
会議室にはまさかの社長の姿もあった。
社長が来るなんて聞いてないけど?
不思議と思いながら社長を見ていたら、視線に気がついたのか社長が私の方に寄ってきた。
「すまない。さすがに億単位のお金が動くからね。見ておかないと悪いから。」
「いえ……私は大丈夫ですけど」
「私のことは気にせずによろしくな」
「……。私は気にはしませんが、他の方だったら、そんな億体のお金が動くプロジェクトのプレゼンに突然社長がいらっしゃるなら緊張すると思いますけど」
私は表示を動かさず、視線を資料に落としながら社長の言った。
失礼とは分かりつつ。
そうすると社長は大層嬉しそうに笑った。
「君も変わらんね。入社した時からズバズバ言う」
「褒め言葉として受け取っておきます」
「うんうん、そうしてくれ」
ニコニコしながら社長は去っていった。
……大丈夫か、この会社。
まぁいいや。カフェオレ飲みながら最終チェックするか。
最終チェックを終わらたあと、私は妙にソワソワし始めた心を落ち着かせるために喫煙所に行った。
久しぶりに任された1件だから無意識に緊張してるのか。
我ながららしくないと苦笑いした。
この仕事が終わったら少し有休を使って休む予定だ。
大きな仕事が終わると、私はまとめて休みを貰っている。
今回は絶賛引きこもり予定だ。
最近仕事に忙殺されすぎて家の中が大惨事になってるからね。
ひと息ついた後、私は会議室に向かおうと足を向けた。
会議室に戻ったら既にほとんどの人が座っていた。
そろそろかと思っていた所に今回のサポート役の子が来た。
「レイナさん、今回よろしくお願いします」
「こちらこそ、よろしく」
時間になり、プレゼンが始まった。