パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第2章 出会い

そんなある日のお昼、私は無性に誰かと夕食が食べたくなった。
深い意味は無い。だけど、誰かと一緒に食べたい気持ちになった。
だが、残念なことにカナカナコンビは予定があって断られた。
仕方ない。マッチングアプリの掲示板で誰か夕食一緒にしてくれる人募集するか。
運が良ければ夕食奢ってくれるかもしれないし。
そんな下心丸出しで掲示板に書き込みをした。

｢誰か一緒に夕食を食べてくれる方募集しています。詳細等はメッセージ下さい。｣

まぁ書くだけ書いて、誰もメッセージ来なかったら諦めて行きつけのラーメン屋にでも行くか。
あまり期待もせずに午後の業務をするために、自分のデスクに戻った。
戻ったら、私のデスクに大量の資料と1つのメモが置いてあった。

｢なるはやで頼む｣

差出人はどうやら部長だ。
そう言えば訂正の資料を頼まれてたっけ……。
これは追加ですかね？
……部長も相変わらず人使い荒すぎ……。
どうやら午後は仕事に忙殺されそうだ。