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させ子の結婚
第1章 その1
「はい、市村さん、どうしました」
「あっ、あの・・・」
「今、行きます」
深夜二時、詳細のわからないナースコールのやりとりに、佐野誠子は急いで病室へと向かった。
「市村さん、どうしました」
「あ、それが、その・・・」
市村は大学のレスリングの試合で脚を骨折してしまった。
複雑骨折のため、補強具を挿入する手術が必要となり、しばらくはさすがに鍛えた身体でも身動きがままならなかった。
「わかりました。オシッコですね」
「あのー、・・・はい」
「いつでも遠慮なく言って下さいね」
誠子は、尿瓶を取り出すと、手早く掛け毛布の中へ差し入れた。
「あ」
柔らかい手が患者衣の下の若い男の棹の部分に触れると、便意とは異なる反応を示した。
「さあ、いいですよ」
「う、う、うむう・・」
男の小便袋には溜まりきっているはずなのにもかかわらず、肉棒はゆらゆらと揺れるだけでその先端からは一滴も出てこようとしなかった。
「う、むうう・・・」
その時だった。
それまで冷たいガラスに触れていたはずのソレが温かく柔らかいモノに包まれた。
しかも、包まれただけではなく、その中でさらに赤ん坊の耳たぶを思わせるような柔らかいモノが優しく触れてきたのだった。
「お、お、うう、む、むうう・・・」
その瞬間、若い男は本来の骨折の痛みをしばし忘れ、それどころか恍惚とした気分に変わっていた。
だから、いつのまにか看護師の誠子の顔が見えず、自分のベッドの掛け毛布が目の前で上下しているのにも気づいていなかった。
「あ、あっ、うわ、わわあー・・・」
しかも、その気分はその不思議な愛撫と共に一気に膨れ上がり、その頂点では自分でも覚えのある快感を味わっていたのだった。
「さあ、もうこれでいいでしょう」
「あっ、あの・・・」
「今、行きます」
深夜二時、詳細のわからないナースコールのやりとりに、佐野誠子は急いで病室へと向かった。
「市村さん、どうしました」
「あ、それが、その・・・」
市村は大学のレスリングの試合で脚を骨折してしまった。
複雑骨折のため、補強具を挿入する手術が必要となり、しばらくはさすがに鍛えた身体でも身動きがままならなかった。
「わかりました。オシッコですね」
「あのー、・・・はい」
「いつでも遠慮なく言って下さいね」
誠子は、尿瓶を取り出すと、手早く掛け毛布の中へ差し入れた。
「あ」
柔らかい手が患者衣の下の若い男の棹の部分に触れると、便意とは異なる反応を示した。
「さあ、いいですよ」
「う、う、うむう・・」
男の小便袋には溜まりきっているはずなのにもかかわらず、肉棒はゆらゆらと揺れるだけでその先端からは一滴も出てこようとしなかった。
「う、むうう・・・」
その時だった。
それまで冷たいガラスに触れていたはずのソレが温かく柔らかいモノに包まれた。
しかも、包まれただけではなく、その中でさらに赤ん坊の耳たぶを思わせるような柔らかいモノが優しく触れてきたのだった。
「お、お、うう、む、むうう・・・」
その瞬間、若い男は本来の骨折の痛みをしばし忘れ、それどころか恍惚とした気分に変わっていた。
だから、いつのまにか看護師の誠子の顔が見えず、自分のベッドの掛け毛布が目の前で上下しているのにも気づいていなかった。
「あ、あっ、うわ、わわあー・・・」
しかも、その気分はその不思議な愛撫と共に一気に膨れ上がり、その頂点では自分でも覚えのある快感を味わっていたのだった。
「さあ、もうこれでいいでしょう」