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朝の日課
第2章 北口改札公衆トイレ
わたしの手は止まらない。


……牝! いやらしい事しか考えない、淫らな牝!


わたしは、わたしの牝を罵る。


……どう? これで満足? 

……ディルドをもっと根元まで突き入れる?

……もっと早く出し挿れする?

……何よ、もっと牝の匂いを立たせなさいよ!


牝は濡れ湿った音で歓喜に浸っている事を示している。


……もっと、もっと、頂戴! 淫孔が壊れるくらい頂戴!


牝が叫んでいる。

「おぉうん…… あうっ…… あうあうあうあぅん……」

牝の咆哮がわたしの口から放たれる。


ディルドを根元まで挿れ、そのままで保つ。

脳天に甘く鋭い刺激が駈け上る。

淫孔がしぼみ、ディルドをしっかりと咥え込んだ感触がする。

牝が髄まで舐め取ろうとしているのだ。


わたしはディルドを抜き取る。

……駄目よ! そう簡単に牝を満足させないわ! 支配するのはわたしよ!

わたしはディルドを顔の前に寄せる。

射し込む陽光にてらてらと光っている淫液まみれのディルド。

そのディルドから靄のように匂い立つ牝。


……牝! わたしは牝!


わたしはディルドを口に咥える。





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