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朝の日課
第2章 北口改札公衆トイレ
絶頂が来る。


全身を牝が愉悦に浸りながら駈け回る。

全身が痙攣する。


「ああああううぅ!」


牝が最後の咆哮を上げる。


治まり切らない淫楽が潮となって何度も噴き出す。

ディルドを握る手に噴きかかる。

いやらしい湿り……

トイレの床に拡がる。

淫らな音を立てて……

牝が最後の淫楽の雫を舐め取っている。

わたしはそのまま動けない……


真っ白になった頭が徐々に戻って来る。

止まっていた呼吸が戻って来る。


公園を翔ぶ鳥の啼く声、

慌ただしい騒音、


いつもの日々に戻って行く。


わたしは備え付けのペーパーを巻き取る。

牝の匂いを放つディルドを拭く。

……帰ったらちゃんと手入れしなきゃ。

ディルドを拭きながら、わたしは思う。

終わるとペーパーをトイレに落とし込む。


再びペーパーを巻き取る。

脚を拡げ、淫溝を拭く。

甘い刺激が興り、牝が蠢く。

……駄目よ、もうおしまい。

わたしは幾度もペーパーを巻き取り、拭き続けながら、牝に言い聞かせる。

わたしは立ち上がり、水槽タンクに置いた赤い布ケースを取り、ディルドを収める。


それから、小さい黒のビニール袋を取る。

開けると白い普通のパンティが入っている。

取り出して穿く。

濡れたパンティを折りたたんでその袋に入れる。

……帰ったら洗濯ね。

わたしはスカートを穿く。

水を流し、個室を出て、手洗いの鏡に自分を映す。

いつものわたしだった。




朝の日課は終わった。


明日の朝も、この日課を繰り返す。



牝が求め続ける限り……



                                        終
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