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扇情の告白④ 欲望は血よりも濃く -ある家族の秘め事-
第2章 母
その日からは私も時々誰もいない家の中で自慰をするようになりました。
同じ家の中で、実の母と子がお互いのことを想って自慰をし合うなんてどうかしていると自分でも思っています。でも、こうすることで最後の線だけは越さないようにと、自分に言い聞かせていました。
先日のことです。
私がお風呂に入っていると、不意に脱衣所から息子の声がしました。
「母さん、今日は一緒にお風呂に入っていい?」
当然私は拒否しようと思いました。
息子は私のしていることは知らないでしょうが、私達はお互いを性の対象として見ているのです。そんな2人が一糸も纏わぬ姿で密室にいたら、留まっていた最後の一線がほころびてしまうかもしれません。
ただ、少し甘えたような息子の声を聞いているうちに、私の気持ちは揺らぎました。
そうだ、成長したといっても息子はまだ子供なんだわ。私達は悪い熱病にうかされていただけ。昔のように親子で楽しくお風呂に入れば、きっとまた元に戻れるはず。
「……いいわよ、入ってらっしゃい」
そう答えると、少し間をおいて浴室のドアが開きました。
スラリと引き締まった裸の息子が入ってきます。
その姿を見て、私は軽い目眩を覚えました。
浴室に入ってきた裸の息子の中心には、赤く充血した若い陰茎が天を向いて屹立していました。
同じ家の中で、実の母と子がお互いのことを想って自慰をし合うなんてどうかしていると自分でも思っています。でも、こうすることで最後の線だけは越さないようにと、自分に言い聞かせていました。
先日のことです。
私がお風呂に入っていると、不意に脱衣所から息子の声がしました。
「母さん、今日は一緒にお風呂に入っていい?」
当然私は拒否しようと思いました。
息子は私のしていることは知らないでしょうが、私達はお互いを性の対象として見ているのです。そんな2人が一糸も纏わぬ姿で密室にいたら、留まっていた最後の一線がほころびてしまうかもしれません。
ただ、少し甘えたような息子の声を聞いているうちに、私の気持ちは揺らぎました。
そうだ、成長したといっても息子はまだ子供なんだわ。私達は悪い熱病にうかされていただけ。昔のように親子で楽しくお風呂に入れば、きっとまた元に戻れるはず。
「……いいわよ、入ってらっしゃい」
そう答えると、少し間をおいて浴室のドアが開きました。
スラリと引き締まった裸の息子が入ってきます。
その姿を見て、私は軽い目眩を覚えました。
浴室に入ってきた裸の息子の中心には、赤く充血した若い陰茎が天を向いて屹立していました。