この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
好きになってくれてありがとう
第11章 家族に報告


「ありがとう。これ、どうしよう…」

「大丈夫、食事に行くときにシーツ替えといてってお願いするよ。」

「え?恥ずかしいんだけど…」



ベッドにこんなシミがあったら明らかにバレちゃうでしょ。ましてやここはラブホテルじゃない。高級なホテルなのに…


私が気にしているのに全然気にもしていないような翼さんは笑って大丈夫と言っていた。

食事の時間が近づいているからさっき着ていたワンピースを手に脱衣所があるところに逃げ込むことにした。


そして少し崩れてしまった髪を直し翼さんのもとに向かう。彼も着替えを終えていて私の方を見てバッグを指さした。


「電話鳴ってない??」


確かにブー、ブー、っとバイブ音が響いている。
私はバッグの中にあるスマホを手にし電話に出た。



「お父さん?どうしたの?」

「理恵!母さんが目を覚ましたよ。」

「本当に?!」

「あぁ、面会時間ギリギリだったから父さんも話はできてない。明日一緒に行くか?」

「うん!お昼前には帰るから!」

「翼くんとゆっくりしてきなさい。そのまま病院出待ち合わせでも構わないから。」



電話を切ると翼さんは私の頭を撫でてくれた。
そして抱きしめてくれたのだ。



/211ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ