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好きになってくれてありがとう
第3章 プロポーズ


その後部長は少し車を走らせ1つの施設の前に到着した。
それは今話題になっている水族館の前にいた。

「ここ初めて来ました。今話題になってますよね?」

「そうみたいだな。平日だし今日は空いてるだろう。

ちょっと待っててくれ。」


部長は私を残しカウンターに向かってチケットを買ってくれた。
自分の分のお金を払おうと要らないと言われてしまった。


財布をカバンに無理矢理しまわれ入口に向かって歩き始める。

入口でチケットを渡して中に入るとさっきとは違い少し薄暗い館内に入る。

すると部長は手を出してきた。
あ!お金受け取ってくれるんだと財布を出そうとしたときそうじゃないと言って財布を戻しそのまま財布を掴んだ手を握ってきた。

「あ、あの…部長?」

「暗いから転けないように。」

そしてチラッと見た部長の頬は少し赤らんで見えた。


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