この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約的束縛・過ぎ来し方(すぎこしかた)のメモリー
第4章 メモリー本郷

断ち切ると思ったんだ、何が何でも落ちた体力を戻さなきゃならん。大人しくリハビリを受けながらも俺は巡廻に来ない時間を狙い密かに筋トレに励む。腹筋三百? そんなもん簡単にこなしていただろ、初めに戻ったと思えばいいんだ入学当初は百回でも躰が悲鳴を上げた、今もそう少しずつでも確実に回数を増やせばいいこと。俺はそれを出来たんだまた出来るようになる、自身の躰を信じる事が体力作りの第一歩、今は辛いが努力は必ず実を結ぶ。


更に二か月が経過した頃には医者も驚くような回復を見せ俺は無事退院出来た、だがまだ足りない現役の状態まで鍛えなければ。

その前に防衛大を退学扱いになった俺はもう寮には居られない、複雑な心境ながらも寮から出て一念発起し東京で安アパートを借りた。暫くの間はお金の心配は無い、それこそ防衛大時代の給料がそのまま残っており退職金も出たのでそこそこの余裕があるほどなんだが、この東京物価事情で考えれば持って一年といったところ、その一年の間にやりたいこがある。

(ここか……)

俺が来たのは近くにあるスポーツジム、筋力回復のためとこのジム独特のカリキュラムがあるため、アパート契約と共に入会希望と出を最近漸く通ったところ。そこで今日初めてここに来た。
/64ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ