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艶めくときは
第4章 なにかを吐き出す……自分の姿
あなたを見送り
私は日常を生きている
何もかもが当たり前
何もかもが違う
泣いて泣いて泣いていた日々
体は鉛のように重く
身動き取れず虚無に沈んでいく
あの頃はそれが慰めだった
悲しみは不思議なもので
何でも無い日常に隠れていて
突然横腹蹴り上げてくる
ったく また来た
蹲り声も出ない
喉が閉まる
痛くて
苦しくて
大声で泣きたいのに
出やしない
あなたに見せたくない姿
落ち着けば
また立ちあがるからね
繋げる手は何処にもないけど
わたしはだいたい大丈夫!
見ててよ
今度は蹴り返してやる
私は日常を生きている
何もかもが当たり前
何もかもが違う
泣いて泣いて泣いていた日々
体は鉛のように重く
身動き取れず虚無に沈んでいく
あの頃はそれが慰めだった
悲しみは不思議なもので
何でも無い日常に隠れていて
突然横腹蹴り上げてくる
ったく また来た
蹲り声も出ない
喉が閉まる
痛くて
苦しくて
大声で泣きたいのに
出やしない
あなたに見せたくない姿
落ち着けば
また立ちあがるからね
繋げる手は何処にもないけど
わたしはだいたい大丈夫!
見ててよ
今度は蹴り返してやる