この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
女たちは生きる
第4章 四 鈴世
振られてから二カ月目に入った
ある日涙が止めどなく溢れてくる
涙腺崩壊だ……

朝起きると目やにで瞼がくっ付いて離れない
眼帯してマスクをして顔の殆どを隠し出勤
周りには花粉が酷くてと言い訳してやりすごす

フロアごとに小休憩場所が設置されているのが今の鈴世には
有りがたかった
一階上の休憩所に行きマスク眼帯をとり一息つく
同僚に見られたら煩くて敵わない

どうでも良いネットニュースを見ながらぼーっとしていた
誰かが隣に座ったのは判ったが
この顔見られたく無いし
知らん顔していると
「鈴世先輩どうしたんすか?その酷すぎる顔」

徐に横を見ると課が違うのにやたら絡んでくる後輩が
ニヤニヤ為ている
田向秋也だ!
「はいはい 不細工ですんません!花粉症なんだよ!」
「何怒ってるんですか~ 
そう言えば今日暇?ですか~ 
今度の二課合同飲み会の
場所探し頼まれてつきあっ貰えます?確か……」
そう言えば今朝聞いた気がした
一課から私 二課から田向何たら君だった~
「それなら聞いてるよ 今日?
いいけど」
「はい!決まり 六時ロビー集合で良いね」
タメ口ですか?
別にいいけどね

/63ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ