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女たちは生きる
第8章 瑠美
次に記憶があるのは病室だった
天井が白い
「目が覚めた~大丈夫か?」
んな事判るか~
彼がナースボタンを押した
少しして看護師が来た
「これからが戦いよ 痛みが凄いから
彼さんは腰と背中とか擦る事
おちついたら軽食出るからね」
それから信じられない痛みが
お腹や腰を襲った
痛くて痛くて泣きわめいていた
もう絶対厭だ
こんな苦しみ味わうのは
私だよ!
そう自業自得だ!
でも
お腹が千切れるようで……
痛みは一時間ほどでだいぶ薄れて行った
彼はあたふた為ながら擦りまくっていた
お腹の痛みから
心が痛み出した
涙が止まらない
後悔なのか懺悔なのか
廊下がざわめいてる
ドアが開きベッドが入ってくる
「お隣にあなたと同じ人が入ったから」
要は継続し無かった訳だ
ああ眠くなってきた
「寝た方が良いってよ 体に負担がかかってるから」
彼は優しすぎるくらい優しく為てくれる
暫く眠り 目が覚めると彼はいなかった
ベッドから起きて見回していると
「彼氏さん受付に呼ばれていたよ」
声のする方を見る
カーテンが開いていて 四十代の女性が横たわっていた
「優しい彼ね!羨ましわ~
家なんか来やしない~まぁまぁ三回目だからね……子供の面倒を見てるから 仕方ないんだけどね」
「はぁ~大変ですね」
言いようが無いだろが!
彼が帰って来たので
トイレ行きたいと言うと
ベッドから起こしてくれたが
体中痛くて簡単には起きられない
トイレまで連れて行ってくれる
優しい彼……か
「歩けるようになったから
軽食出すね 四時位までにはここ出られるからね」
今何時なんだ?
病室の時計を見る
二時……
四時間もいるんだ
それでもこの体たらくだよ
すぐに軽食が運ばれて来たが
食欲なんてわかない
サンドイッチだ
彼に進めるが要らないと言われて
下げて貰った
「先生が診察するので彼さんは出てください」
カーテンを閉めて診察を受ける
「出血量も大丈夫ね 痛みはっとお腹押しても痛く無い?」
頷くと
「じゃあいつでも帰宅していいよ
もう絶対駄目だからね 薬出してあるから
受付で貰って お大事に」
入れ替わりに彼が入って来た
「支払いは終わってるし 薬も貰ってあるよ」
「有難うね 何から何まで」
「辛かったのは瑠美なんだから
気にしなで」
結局病院を出たのは四時過ぎになった
天井が白い
「目が覚めた~大丈夫か?」
んな事判るか~
彼がナースボタンを押した
少しして看護師が来た
「これからが戦いよ 痛みが凄いから
彼さんは腰と背中とか擦る事
おちついたら軽食出るからね」
それから信じられない痛みが
お腹や腰を襲った
痛くて痛くて泣きわめいていた
もう絶対厭だ
こんな苦しみ味わうのは
私だよ!
そう自業自得だ!
でも
お腹が千切れるようで……
痛みは一時間ほどでだいぶ薄れて行った
彼はあたふた為ながら擦りまくっていた
お腹の痛みから
心が痛み出した
涙が止まらない
後悔なのか懺悔なのか
廊下がざわめいてる
ドアが開きベッドが入ってくる
「お隣にあなたと同じ人が入ったから」
要は継続し無かった訳だ
ああ眠くなってきた
「寝た方が良いってよ 体に負担がかかってるから」
彼は優しすぎるくらい優しく為てくれる
暫く眠り 目が覚めると彼はいなかった
ベッドから起きて見回していると
「彼氏さん受付に呼ばれていたよ」
声のする方を見る
カーテンが開いていて 四十代の女性が横たわっていた
「優しい彼ね!羨ましわ~
家なんか来やしない~まぁまぁ三回目だからね……子供の面倒を見てるから 仕方ないんだけどね」
「はぁ~大変ですね」
言いようが無いだろが!
彼が帰って来たので
トイレ行きたいと言うと
ベッドから起こしてくれたが
体中痛くて簡単には起きられない
トイレまで連れて行ってくれる
優しい彼……か
「歩けるようになったから
軽食出すね 四時位までにはここ出られるからね」
今何時なんだ?
病室の時計を見る
二時……
四時間もいるんだ
それでもこの体たらくだよ
すぐに軽食が運ばれて来たが
食欲なんてわかない
サンドイッチだ
彼に進めるが要らないと言われて
下げて貰った
「先生が診察するので彼さんは出てください」
カーテンを閉めて診察を受ける
「出血量も大丈夫ね 痛みはっとお腹押しても痛く無い?」
頷くと
「じゃあいつでも帰宅していいよ
もう絶対駄目だからね 薬出してあるから
受付で貰って お大事に」
入れ替わりに彼が入って来た
「支払いは終わってるし 薬も貰ってあるよ」
「有難うね 何から何まで」
「辛かったのは瑠美なんだから
気にしなで」
結局病院を出たのは四時過ぎになった