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彼女に抱かれたい
第6章 長い夜
俺は彼女の頭を掴み、彼女の口内にドクドクと精液を放つ。
眼下では、彼女が顔のピストンを停止させた状態で俺の下半身に抱きつき、涙目になりながらも離さないようにしっかり咥えたまま、口をすぼめるようにして射精を受け止めていた。

俺は腰が砕けそうな快感にビクビク身悶えしながら彼女を見ていた。
あぁ…口の中に出すこともこんなに気持ちいいなんて…クセになりそうだ。

彼女の口から解放されていく。
しかし彼女は、精液を全て絞り出すように強く吸いながら解放していくので、更なる快感で先っぽがビリビリした。
ちゅぽんっ!
全て解放されると、射精の余韻で脳がしびれ、俺はへたり込むように座った。

彼女はこちらを見て
「んふふ。すっごいいっぱい出たね。お口から漏れちゃうかと思った。
反射的に飲んじゃった。」
『はぁ…はぁ…の、飲んだの?苦くてまずいって聞くから、無理しなくてよかったのに。』
「うん。飲んだよ。ほら」
あーんと口を開けた彼女の口内には確かに何もない。
「確かに美味しいシロモノじゃあないね。
でも、サトシくんのなだから嫌じゃない。」

『あ、ありがとう。すっごい気持ちよかった。』
「ふふっ。ごちそうさまでした。」

…彼女にいただきますとご馳走様を言われるだなんて…文字通り食べられてしまった。

サトシは射精の余韻でぼーっとする頭でぼんやりとそんなことを考えていた。
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