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ノーサイドなんて知らない
第7章 新婚旅行はひたすら甘い
郊外の家は、古いけど良く手入れをされているのが判るお屋敷で、
とても美しいローズガーデンもある。

車椅子生活になってしまった祖父は身体が大きくて、
小柄で華奢な祖母が面倒をみるのは難しかったけど、
使用人の方にそれをお願いするのを祖父が嫌がり、
母が同居することに落ち着いた。

ちょうど父もイギリスの大学でのポストが有ったから、
一緒にイギリスに住むことになった。


熊野さんを紹介すると、
祖父母は本当に嬉しそうにしてくれた。

ラグビーをしていたことを伝えると、
特に祖父は喜んでいた。


2日後に熊野さんのご両親も合流した。

「ホテルではなく、是非、ここに!」と祖父母が言うので、
大家族という感じでのんびりと過ごす時間を持つことが出来た。


男性陣は、考えてみたら専門は違ってもみんな医師なので、
話は合うようだった。
そんな中で、熊野さんが一番ヒヨッコで、
大きな身体を少し小さくするように周りの話に耳を傾けていた。


女性陣は、基本的に専業主婦で、
国は違っても、お料理や針仕事や庭のお花のことなど、
共通の話題はたくさんあった。


ローズガーデンや書斎で、
祖母と私が焼いたお菓子やサンドイッチを並べて紅茶を飲みながら、
楽しい時間を過ごした。



1週間ほど滞在して、
名残惜しかったけれどその屋敷を後にした。


「いつでもいらっしゃい。
次は子供を連れておいで」と祖父母に言われて、
熊野さんのご両親と一緒にロンドンに戻り、
ホテルに2泊した。

一緒に買い物をしたり、バレエを観てからお二人と別れて、
熊野さんとフランスに移動した。





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