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彼と私の秘密
第2章 マンネリ打破
 わしゃわしゃと髪を泡立てる彼の手。私は手を太ももに下ろしてされるがままになる。
 彼が立ち上がり浴槽から出てきて私の頭を流しだす。長くて量の多い私の髪の泡を彼は丁寧に流してくれて、続けてコンディショナーを手に取った。
 髪を洗われていると、すごく大事にされている気がする。
 コンディショナーも流し終えると、ボディーソープを手に取って彼がいった。
「次は体を洗ってあげるから立って」
 素直に立ち上がり、彼が私の腕に指を滑らせていく。私も彼の体を洗おうとボディーソープに手を伸ばしたら止められた。
「今日は何もしなくていいよ。俺がしてあげたい」
 そういわれ背中から抱きしめられて、前を彼の手が滑っていく。乳房を下から掴まれ形をなぞるように滑っていく彼の手が時折乳首に触れて、エッチな気分になっていってしまう。
 脇腹や太もも、丁寧に全身を這っていく彼の手に、喘ぎ声を漏らしてしまう程ではないにしろ、割れ目がしっとり潤っていくのを感じていた。
 手が割れ目に伸び、指が沈んだ。
「ヌルヌルじゃない?」
 彼の言葉に頬が熱くなり、足をぎゅっと閉じる。
「それじゃあ洗えないよ」
 足の間に彼の足が割り込んできて無理矢理開かされた。
 割れ目をしばらくまさぐった後、丁寧にお湯で流される時に彼の指がクリトリスに触れ中から新たに蜜が溢れてくる。
「お湯に浸かる?」
 彼の言葉に私は首を振った。
「そっか。先に出てベッドで待ってて。服は着なくてもいいよ」
 体の泡を流し終わってもまだ息が少し荒い。少しくらい湯船で体を温めたい気持ちもあったが、体は火照りすぐのぼせてしまいそうで、浴室から出てタオルでざっと水気を拭って寝室に移動した。

 ベッドに寝転びながら考える。 
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