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憧れの先生に溺愛される日常
第1章 ご褒美
私は先生の腕を叩いた。

「いいか、綾香。俺と付き合っている事、誰にも言うなよ。」

「分かってます。」

そして外に出た私達は、先生の車に乗った。

もう生徒達も帰って、誰一人通らない。

先生は、車を発進させた。


「綾香の家、こっちだったよな。」

「えっ……何で知ってるの?」

先生はニヤついている。

「こっそりとつけてた時があったんだ。」

「ストーカーじゃん!」

「そのストーカーを好きになったのは?」

「私です。」

そして、二人で笑い合った。


「先生、もしかして私の事好き?」

「好きだよ。じゃなかったら、抱かないって。」

「ふふふ。もしかしてご褒美も、作戦?」

「よく分かったな。」
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