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孫娘みーちゃんとの日々
第24章 みーちゃんシドニーに着く
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どーん、と大きく音が響いて飛行機が着陸した。がたがたと滑走路を走る車輪とスポイラーが上ってブレーキが掛かると、逆噴射で体重の軽いみーちゃんは体が前に引っ張られた。その時に力が這入ったのかきゅっと下腹部が縮んで浮いたので、おっとなったみーちゃんでした。下腹部の奥が反応したのだ。
飛行機が止まって、がやがやと乗客がおり始めたがみーちゃんは最後方の窓際の席であったので慌てても詮無いとまだ座っていた。
機内荷物はバッグ一つであったのでそれを持って、列の最後尾でイミグレに並んでいると、
「失礼ですが、ご留学ですね」と前から話しかけられた。むろん、16才以下は自動入国機を使えないのを知って言っているのであった。
「はい、そうですが」とみーちゃん。少し警戒して相手を見ると年恰好は同じぐらいの乙女さんであった。
「わたしも留学です」とニッコリと笑った。まだ、あどけない感じがあって不安気がありありと感じられた。色黒の丸顔が印象的であった。何とか知り合いを作りたいと頑張ったようだった。そして、
「飛行機は同じでお見かけしたのですが席が離れていてお話は無理でした」
「そうですか、秋入学ですか」
「いえ、まだ正規入学はまだで語学コースからになっているので早くても冬以降です。わたしは鈴原波留と言います」
「わたしは原口美優と申します」とみーちゃんはぺこりと頭を下げた。
先にイミグレになった波留さんは係官の入国審査での質問に頓珍漢になっていて時間が掛かった。観光目的と違って業とか色々聞いて来る。やっと、終わったようで次にみーちゃんになったが、
変な言い方をわざとして困らせてやろうとの係官も最後に’Amazing!Welcome.’と笑顔で通してくれた。
イミグレを出たところで波留さんは待っていて、
飛行機が止まって、がやがやと乗客がおり始めたがみーちゃんは最後方の窓際の席であったので慌てても詮無いとまだ座っていた。
機内荷物はバッグ一つであったのでそれを持って、列の最後尾でイミグレに並んでいると、
「失礼ですが、ご留学ですね」と前から話しかけられた。むろん、16才以下は自動入国機を使えないのを知って言っているのであった。
「はい、そうですが」とみーちゃん。少し警戒して相手を見ると年恰好は同じぐらいの乙女さんであった。
「わたしも留学です」とニッコリと笑った。まだ、あどけない感じがあって不安気がありありと感じられた。色黒の丸顔が印象的であった。何とか知り合いを作りたいと頑張ったようだった。そして、
「飛行機は同じでお見かけしたのですが席が離れていてお話は無理でした」
「そうですか、秋入学ですか」
「いえ、まだ正規入学はまだで語学コースからになっているので早くても冬以降です。わたしは鈴原波留と言います」
「わたしは原口美優と申します」とみーちゃんはぺこりと頭を下げた。
先にイミグレになった波留さんは係官の入国審査での質問に頓珍漢になっていて時間が掛かった。観光目的と違って業とか色々聞いて来る。やっと、終わったようで次にみーちゃんになったが、
変な言い方をわざとして困らせてやろうとの係官も最後に’Amazing!Welcome.’と笑顔で通してくれた。
イミグレを出たところで波留さんは待っていて、
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