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孫娘みーちゃんとの日々
第10章 みーちゃんの恋は何色
 みーちゃんの中学校生活も順調ではあった。が、学校で保護者面談があって帰って来たママさんが浮かない表情であった。
「ママさん、どうしたんじゃあ。何か心配ごとかい」と堪らずじじが聞いた。
 口重くママさんは、「みーちゃんの英語がねー」とぽつりと言った。
「英語がどうしたんじゃー」
「じじ、英語はできる」
「わしゃー、何が苦手といえば英語じゃあ」
「そうよね、わたしも苦手なの、いまだに一言も出てこないわ英語」
「日本人は皆同じじゃあ、何が悪いのか長いことやったがな。英語は皆出てこん」
「みーちゃんも全くいけないようです。なんか二回言うのが英語の先生のカンに触るらしく敵対しているのですって」
「教え方が悪いから分からん、分からんって云うらしい」と続けたママさん。
「それは困ったのー、とにかく英語ができんと先に進めん時代じゃからなー」
「今の内に塾なり家庭教師なりをつけられてはと、遠回しに云われたわ」
「誰かいい先生はいないもんかのー・・・」
「塾とかは結構掛かりそうねー、仕方がないけども」
「そうじゃな、いっぺん美鈴さんに相談してみようかのー」と膝を叩いたじじであった。
「え、美鈴さんってあの美鈴さん、でも高校生でしょうまだ・・・」
「そう高校生だけど、帰国子女じゃあから外人と同じように喋れるぞー」と我がこと得たりとにんまりした。
「でも、美鈴さんの連絡先をじじは知っているの」と不審そうにママさんが言った。
「それは、その色々面倒をみーちゃんが見たの、見られたので分かるんじゃな」とじじ。

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