この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
孫娘みーちゃんとの日々
第14章 みーちゃんじじを介助する
「ごめんください、みーちゃんはいますか」とグリズリィのマミーの声がする。
 カレーをかき混ぜるお玉を持ったままのみーちゃんが、
「はい、みーならいます」と玄関先に出てきた。
「みーちゃん、今晩はカレー」とマミー。
「あっ、ごめんなさい。ヤダー」とお玉を持って居なくなった。
 手ぶらで戻って来て、「すいません。ご用事でしょうか」
「そうなのよ。みーちゃんが忙しいのは重々分かってるけど、どうしてもうちのバカ息子がみーちゃんに会いたいと泣くのよね」
「それで、その提案があってね。直に話したほうが好いと思って押しかけてきたのよ」
 マミーの提案は寂しがるウイズリィのため介助要員を送るからその間に見舞いに来てほしとの話であった。それでこれまで通り毎週土曜の午後に見舞いに来てほしいとウイズリィは泣くのだとの話でした。 じじ様の介助は交代の要員にやらせて欲しい。それは気心の知れている美鈴さんが良いのではとなって、交渉したら引き受けてもいいと言っているとの話であった。
 そして、マミーが小声で「みーちゃんね、バカ息子がおそそして大変だったのよ。看護師さんが体拭いてくれるときね。あれが、・・・飛び出たのよ」
 マミーが顔を真っ赤にして更に小声で、
「みーちゃん、あれがね、・・・火山ように爆発したのよ。それでね。泣くのよ、みー、みーてね。泣くのよね。あれがね噴火するのよ・・・、ごめんね」とみーちゃんの手を取って拝んだのであった。
「そしてね、その、あれがね。噴火が二日続いてね・・・看護師さんがね、嫌がるのよ」とそのままの姿勢で言った。
 みーちゃんはあのバカ何やってんだ、世話の焼ける奴だとお冠であったが、マミーに拝まれたのではしょうがないので、
「お見舞いは嫌ではないのですので、内のママとじじにも話してみます。それでご返事します」と言うしかなかった。
「今週は行くよって、連絡はしたのですがね」とぽつりとみーちゃんは言った。
 マミーは俯いてハンカチで顔おおったまま帰って行った。カレーが焦げる匂いがしてみーちゃんは慌てて台所に戻った。
/171ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ