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孫娘みーちゃんとの日々
第14章 みーちゃんじじを介助する
 帰ってきてからじじの様子を見て宿題やそのほかの勉強をする。英語の教科書の暗記だけでも大変であった。みーちゃんの英語はお経のようだと天敵英語教師が言うように唱えだした。そうこうしている間に英語放送になってラジオが勝手にタイマーで鳴りだすのであった。まだ、お米を梳いてないと思い出すがラジオの前に座る。一緒にじじも聞いているので音は大きく部屋中に響くのであった。
 お風呂沸かして炊飯器をセットするとじじの前に座ってお話タイムにやっとなる。
「グリズリィの奴、一週間過ぎると五月蠅いほどメールが来るぞ、来るぞ」
「すまんのみーちゃん、じじが故障しての」
「あの段差は魔物だとママも言っていたが気をつけないとやっぱ危ないね。ばばさんもあそこでやられたのだったね」
「そうじゃ、ばばもあそこで股関節をやったのだ。それが元で駄目になったのじゃ」
「グリズリィくんの方は大丈夫かな。リハビリセンターに変わったのかい」
「まだそのままいる。元気みたいねだけどね。けど先週言ってないからね雨酷くてね、分からない」
 そこでまたピコピコが鳴った。また、グリズリィかと思ったらママさんからで少し遅くなるので先にご飯してくださいとの連絡でした。それを見てよいしょとみーちゃんは立ち上がって、
「ママ遅いって、じじご飯しようねー」と台所に向った。冷凍品やレトルトぐらいならみーちゃんがしっかり準備できるのでした。本日はママが仕込んだカレーでした。
 みーちゃんが台所でカレーを温めながらサラダを盛っていると、玄関がガラガラと開いた。
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